絞り工芸で被災地へエール//新鮮“京野菜“の「もぎたて朝市」ではずむ対話
26日、京都絞り工芸館(館長の吉岡健治さんは京の職人さん数珠つなぎに登場していただいてます)を訪問しました。
吉岡さんは、東日本大震災の被災地への応援メッセージになればと、「ねぶた」「七夕」「竿燈」「山笠」など東北の”まつり”を「絞染」で表現した作品を作成。
鑑賞させていただきました。高さ2メートル程度のミニチュアの「絞り鉾」をつくり(ちまきまでありました)、その飾りとして7月2日にお披露目とのことで、説明を受け、一足先に鑑賞する栄誉に浴しました。
工芸館では、昔の絞りの技術が、実際の布と解説によって一目でわかるように展示も工夫されていて感心しました。これは、先代が各種の絞りの布を残していたことから、後世に伝えなければと作製したものとお聞きしました。合わせて絞り作成工程が一目でわかる道具類も展示されています。
吉岡さん曰く「こくたさん、希少道具について聞きに来はりましたわな、これがそれですわ」。一見の価値あり。館長も現社長も喜んで説明することまちがいなしです。
なお、現在は、「守護四神図 ーー東の風神(青龍)、南の火神(朱雀)、西の雷神(白虎)、北の水神(玄武)ーー巨大絞り緞帳」が特別展示もされています。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/06/27