こくたが駆く

「B型肝炎訴訟 基本合意締結報告集会」詳報

B型肝炎訴訟集会発言28日、全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団が、「B型肝炎訴訟 基本合意締結報告集会」を開催しました。

代表の谷口三枝子さんは、「この日が来るのに時間がかかりすぎた」とのべ、「政府も誠実に対応するといわれた。二度とこのようなことが起きないように」「超党派の議員の皆さん、オレンジサポートの皆さんをはじめとする支援に感謝します。苦しかったが生きていて良かった。闘いにとって変えることができた。全員救済、恒久対策などについて引き続き頑張りたい」と万感の思いを込めた、あいさつを行ないました。

学生を中心とする「オレンジサポート」から、オレンジ色の花束が原告団代表に贈られました。

弁護団の佐藤哲之さんは、「国の責任を認めて謝罪した。恒久対策、原因・真相究明を求めていく」と強調しました。

私は、「ほんとうにお疲れ様です。解決のスタートに立ったということです。皆さんの闘いが政治を動かしました。和解協議で『裁判長所感』(≪続きを読む≫欄に掲載)は、『これがベストではない。立法措置の際によりよい解決を』と述べています。皆さんの頑張りに応えて、出席の超党派の議員が、今度は立法府としての役割を果たしたい。あらためて、基本合意おめでとうございます」とあいさつしました。

 

B型肝炎訴訟・和解協議における裁判長の所感の「

引用部分」

DSCN3422今後の手続きを進めるにあたって、C型肝炎の時のように立法措置がとられることと思います。基本合意は当事者の互譲によって成立したもので、これがベストということではありません。救済の範囲、額、方法、とりわけ最後に除斥期間の問題が争点となりましたが、立法措置の際には、あらためて国会その他の場でご討議頂いて、よりよい解決をして頂ければと思います。・・・

基本合意の成立は、通過点です。これからも事を進めていきましょう。(全国B型肝炎訴訟弁護団提供資料より)

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/06/30

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