定例記者会見、「菅政権の現状をどう見るのか」問われ、答える。//岩手県・奥州市議会の要請をうけ懇談。
6日、国会内で定例の記者会見を行なった。記者団から、松本龍復興相の辞任など菅政権の現状について問われた。
わたしは、「昨日も問われたが、松本復興相の辞任は当然だ。菅首相は当初、大臣を慰留した。このことに見られるように、被災者の『展望が見えない』『何とかしてほしい』との願いを踏みにじったことに対する反省がない。政権も与党も末期症状だ」と述べた。
さらに、この間の政権のゴタゴタに対し、「呆れて物が言えない、いい加減にしてほしい」というのが被災者と国民の気持ちだ。政治を変えてほしいとの国民の願いに背き、今回は大震災の救援・復興と原発事故に対し、まともな対応をとれていない。二重の裏切りというしかないと強調した。
政権に対して、どういう対応をしていくのか再度問われた。
私は、「日本共産党は、今後とも、被災地と被災者に寄り添い、窮状と困難を打開するためにどんな政権であろうと、要求を基礎に一つひとつの課題の実行を求めていく」と表明した。
5日、岩手県奥州市議会の渡辺正議長ら議会代表が来訪された(中澤俊明副議長、及川梅男同市議会東日本大震災調査特別委員会委員長、佐藤修孝同副委員長、岩渕秀夫市議会事務局長)
私が、岩手県奥州市(旧水沢市を含む合併)出身ということもあいまって要請を承った。
奥州市議会の「東日本大震災からの復旧・ 復興」ならびに福島原発事故の早急な収束と原発からの撤退及びエネルギー政策の転換を求める要望書」を受け、合わせて奥州市の「東日本大震災からの復旧・復興にかかる要望書も受け、親しく懇談した。
同市が、3月11日の本震だけでなく、4月7日の余震による被害も多数にのぼっていることや、亜炭の採掘、坑道跡の崩壊に起因すると思われる地盤の陥没・亀裂問題などの要望についても話し及んだ。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/07/06