すべてのアスベスト被害者救済を!49万人の署名を受け取り、懇談。
10日、首都圏建設アスベスト訴訟統一本部の方々が、「全てのアスベスト被害を補填し、被害の根絶を求める請願書」、49万人の署名を日本共産党に託し、懇談した。
(写真は、49万人分の署名をバックに、原告団と署名を受け取る、左から私と田村智子参議院議員)
訴訟原告団宮島和男団長は、「国は、アスベストの使用を推進したことの責任を認め、被害者救済基金制度を設立すことが必要だ。この署名が勝利に結びつくように」と決意を述べた。
6年前に肺がんで電気工の夫を亡くした、窪田千穂副団長は、「風邪をひいたような状況が始めでした。最後は苦しくて呼吸困難でなくなった。何と残酷な病だろうか。労災はおりても夫は返ってこない」と訴え、「建材メーカと国は責任を持つべきだ」と結んだ。
懇談の中で、私は、「アスベストの告発は、私の地元・全建総連傘下の京建労が口火を切りました。いまでは全国に闘いが広がっています。全面救済は国の責任です。皆さんとともに頑張ります」と決意を表明した。
東京土建の清水謙一書記次長からは、裁判闘争の広がり、大阪・泉南アスベスト裁判の今月25日の判決が注目される。今後、政府の姿勢が問われると語った。
日本共産党から、田村智子参議院議員、志位和夫委員長、塩川鉄也衆議院議員の各秘書が同席した。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/08/11