定例記者会見。「ヨルダン原子力協定の採決強行をやめよ!」
私は、国会の会期末を迎えようとしているなかで、焦点の一つとなっている外務委員会における、「日本・ヨルダン原子力協定」について、「会期末のどさくさに紛れて国会承認=採決を強行することは絶対に許されない」と語った。同協定は、原発技術支援など原発輸出を促進するもので、与党などは26日にも衆議院外務委員会での採決ををねらい、自民・公明も一度は了承した経過があるもの。
「本日午前中に行われた外務委員会の参考人質疑で、ヨルダンが地震国であることや、冷却に必要な水が非常に不足している土地柄であることなどが指摘され、与党からでさえ慎重に取り扱うべきだの意見が出されたこと」「参考人質疑を通じて野党がこぞって反対する事態になる可能性があること」を指摘し、「徹底審議が必要だ」と主張した。
その上で、「東京電力福島原発事故の収束もできていないのに、国際的にも日本の原発のあり方が問われている下で、国会の最終盤、菅政権としても最後の法案になる可能性があるなかで、最後にこんなことやって良いのか」と批判した。
こんな大問題を「そそくさと協定の承認(=採決)強行は、絶対にやるべきでない」と述べた。
| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2011/08/24
コメント
がんばってくださいー
投稿者: さえき | 2011年08月25日 20:02
さえきさん、メールありがとうございます。
ガンバレの一言でしたが、原発のあり方へのご意見かと思います。
ヨルダンとの原子力協定の今国会における成立は阻止し得たと思います。
本日の野党国対会談でも「この原子力協定は、いろいろ立場は違っても、計画自身があまりにもずさんなことは明白。慎重審議を一緒に求めていこう」の提起に、各党も賛成しましたので。
まずはご報告まで!
投稿者: 恵二 | 2011年08月25日 21:50