菅首相の退陣について。「国民の期待を裏切り、自民党路線への回帰の政権だった」//北海道電力お前もか!”やらせ”
地元京都のメディアをはじめ、記者団から「管直人首相の退陣についての感想」を問われた。
私は、「自民党政治をやめ、『政治を変えたい』と願った国民の期待を裏切るものだった。そして、東日本大震災の対応については、生活となりわいの再建という大事なところで不十分だった。また東京電力福島原発事故の対応についても、東電丸投げ、情報隠し、あげくの果ては首相会見の「将来は原発に頼らない社会をめざす」ことも「個人の考え」というなど、国民の願いを踏みにじるものだった。
加えて、名護市辺野古へのV字型基地建設、TPP(環太平洋連携協定)への参加、2010年代半ばまでに消費税を10%まで段階的に引き上げる「税と社会保障の一体改革」の決定など、結局政治のおおどころで自民党政治への回帰に他ならない」と答えた。
さらに、「次の首相についてのご意見は」とも問われた。
私は、「民主党の問題ではあるが、候補者と目される各人に共通しているのは”小沢氏詣で。国の政治のあり様をどうするのか語っていない点だ。今のような路線を続ける限り誰がなろうが行き詰まるのではないか」と述べた。
北海道電力が、”やらせ”を指示していたことを認めた。北電柏原発3号機へのプルサーマル導入について住民意見を聞く2008年10月の北海道主催のシンポジウムに、北電が社員に参加と推進意見を述べるよう社内通達をおくっていたことを、日本共産党の「しんぶん赤旗」がスクープ。(26日付参照を)
「”やらせ”指示、北電よお前もか」。26日夕刻、北電がその事実を認めた。まずは取り急ぎ報告まで。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/08/26