私は、１３日午後９時から、インターネットの「ニコニコ動画（原宿）の「ニコニコ生放送」の「角谷浩一と松島初音のニュースバックヤード」に出演し、野田新内閣への見方など１時間にわたって語った。

司会で政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、自民党が民主党とケンカをしているように見えるが「うそくさい」と語り、「（政治を）ちゃんと見極められるのは共産党しかない」ということで私を呼んだと紹介した。

番組の最後には、視聴者１万５千人へのアンケートが行なわれた。
    「共産党の政治のチェック機能に期待するか」では、「はい」が７１・１％、「どちらかといえば」が１８・３％で、合わせて約９０％だった。

  「共産党の政策を知っているか」では、「はい」が２９％、「いいえ」が７１％だった。

  視聴者のインターネットの質問に応えて、「反米」「大企業つぶしではないか」との誤解を解くため、日本共産党の立場を丁寧に答えた。

  野田佳彦首相の所信表明について問われた。私は、「国民の一番関心事である、東日本大震災や東京電力福島原発事故への対策で何をやるのかへの具体的な答えがなかった」と指摘。原発問題での対応について、「民主党代表に選ばれたときの発言と比べても後退した」と述べた。

  野田内閣が臨時国会を４日間で閉じ、予算委員会での質疑をしないことについて私は、「論争を避けてる」と指摘。野田氏は組閣前に日本経団連会長に会いに行き、前原誠司民主党政調会長は、国会が開かれる前に米国で国連平和維持活動（ＰＫＯ）の武器使用原則の緩和などを表明したことをあげ、「財界とアメリカにはいろいろ約束、国民には４日間。どっちを向いてるのか」と批判した。

角谷氏は「米国や財界との協力体制が先で、国民はその後。ちょっと適当に扱われている」と応じた。