恒例の「障害者自立支援法に異議あり! 応益負担に反対する」京都の集会で激励・挨拶//現代の”赤ヒゲ”こと田中道明先生の傘寿を祝う
2日、京都市役所前で、「新しい障害者法にこのことを盛り込んでくれ」街頭演説会が開催され、その後円山公園までパレード。
私は、まず集会参加への敬意を表しました。そして、「この集会は雨が多かったが、今回は珍しく秋晴れですね」と切り出し、「障害者総合福祉法を国民・障害者で創り上げようと訴えました。
障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言が出されたこと、その内容は、国連の障害者権利条約と、障害者自立支援法違憲訴訟原告団との(厚生省と)基本合意をベースに、つくられており、障害者支援は原則無料の観点もはいっていることを述べ、「提言に基づく法案化と予算化を要求しましょう」と訴えました。また、労働・雇用で課題が残されていることにも言及しました。
最後に、「税と社会保障の一体改革」の名の下に、社会保障は改悪し、消費税の増税をねらう、「消費税を4年間はあげない」とした公約にも違反して、弱者の負担を負わせる民主党のやり方についても批判しました。
現在もなお現役の医師としてご活躍の田中道明先生が今年1月28日に80歳を迎えられた。祝う会実行委員会主催で、京都市左京区において「田中道明傘寿を祝う会」が行われた。
会場では、上賀茂健康友の会の50年を記念する冊子が配布された。この50年の歩みと田中先生の医療活動は切り離し難く結びついている。
私は、先生が上賀茂診療所に着任されたのが昭和37年とのこと、まさに半世紀にわたり、京都市北区民の健康と生活を守るその中心的役割を果たしてこられたことに改めて敬意を表した。先生は、診療所のすべてのスタッフの皆さんと共に、地域に出かけていき、医療活動だけでなく、生活と健康の相談会、医療問題の学習会を一つひとつ組織し、それを基礎に当時の「生活と健康を守る会」をつくっていった。地域密着、診療所を拠点に地域に出かけていき住民の医療と健康の組織をつくるという民主医療機関の運動の原点とも言うべき活動と紹介。
同時に、医療と健康を守るためには政治を変えなければならないの信念のもと、政治革新の活動、特に私の選挙にはいつも応援に駆けつけていただいたことも報告。
会場からは、「先生に手を握ってもらっただけで病気が治る」「先生に話を聞いてもらっただけで病気が治った」などの話も飛び出しましたが、実は、私もその一人です。私の主治医でありいまだに体調不良の時は、電話して相談していますと裏話を述べると、共感の笑いと拍手が湧いたのはいうまでもない。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/10/03