やしきたかじんの「そこまで言って委員会」(読売テレビ)に出演・収録。放送は16日(日)午後1時半より
7日、大阪のよみうりテレビの第一スタジオで「たかじんのそこまで言って委員会」に出演、収録があった。
出演は、司会のやしきたかじん、辛坊治郎の両氏、レギュラーの政治評論家・三宅久之、元参議院議員・田嶋陽子、コラムニスト・勝谷誠彦、評論家・宮崎哲弥、落語家・桂ざこばの各氏。
各党からは、私のほかに、民主党・原口一博、自民党・塩崎恭久、公明党・斉藤鉄夫、みんなの党・江田憲司、国民新党・亀井亜紀子、たちあがれ・片山虎之助、新党改革・舛添要一の各氏。
収録は、5人のレギュラー陣から質問が出され、賛成か反対かを答え、コメントする形で進められた。
まず、「 増税について」は、反対が多数。賛成は公明党、民主党は回答できず。
私は、「『復興増税』といって、みんなで分担しようというが、10年間で、サラリーマン・自営業者には国民には8兆円の増税。大企業には実質11兆円の減税だ」と暴露。会場は騒然となりました。私は、さらに、「身を削るというなら、政党助成金や米軍への思いやり予算こそやめるべきだ」と主張した。
「脱原発」に関して、私は「なにより東京電力は、自らが加害者だという認識がない」と指摘。「原発からの撤退を決断し、原発をゼロにするプログラムと国民討論を」と主張。さらに、再稼働問題に話が進み、「事故原因の究明がいまだなされておらず、ストレステストを”ヤラセの保安院”や操作運転マニュアルを黒く塗りつぶす「事業者」にゆだねるわけにはいかない」と強調した。
その後、憲法問題や尖閣諸島などの領土問題での議論が続けられた。見てのお楽しみに!
収録語、番組のコマーシャル用に辛坊さんよりインタビューを受けたり、また、インターネットののクルーからマスコミの課題などについてのインタビューを受け、原発問題で示されたようにスポンサーのお金で「安全神話」づくりに荷担した問題などについて触れ、いかなるタブーもなく真実を伝える「しんぶん赤旗」の役割など語った。
| コメント (8) | トラックバック (0) | Update: 2011/10/07
コメント
北海道新聞の社説のとおりである。
> 経済格差や貧困、高い失業率に抗議して先月中旬、ニューヨークのウォール街で
> 始まったデモは2週間余りで全米に拡大し、15日には東京を含む世界各国の都市
> にも連帯行動が呼びかけられている。
> 3年前にリーマン・ショックに見舞われた世界経済は、なお混乱の渦中にある。
> その結果として強まっている社会や経済のひずみに対し、人々の忍耐が限界に
> きているということだろう。
社会や経済のひずみに対し、人々の忍耐が限界にきている。
むしろ日本の方こそ、社会システムの根本的な変革を行わなくてはならない。
米国発デモには、労働組合、教職員組合、ホームレス支援団体、学生組織、非政府組織、女性団体、全米看護師連合、反戦団体、環境保護団体などが合流。
共産党は?全労連は?
社民党は?全労協は?
米国のデモ 先進社会のひずみ映す(10月6日)-北海道新聞[社説]
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/323292.html
アジアやアフリカの途上国の話ではない。国内総生産(GDP)世界一の米国で起きているという事実に注目しなければならない。
経済格差や貧困、高い失業率に抗議して先月中旬、ニューヨークのウォール街で始まったデモは2週間余りで全米に拡大し、15日には東京を含む世界各国の都市にも連帯行動が呼びかけられている。
3年前にリーマン・ショックに見舞われた世界経済は、なお混乱の渦中にある。その結果として強まっている社会や経済のひずみに対し、人々の忍耐が限界にきているということだろう。
低迷する経済状況に加え東日本大震災後の復旧・復興に追われる日本にとっても人ごとではない。米国の事態の行方を注視し、今後の施策への教訓として生かしたい。
デモの核心はそのスローガンに現れている。
若者たちは「1%の富裕層がこの国のすべてを得ている」と叫んでいる。ニューヨークのデモに参加したノーベル賞経済学者スティグリッツ氏の論文によれば、米国人の1%が国全体の所得の25%を受け取り、40%の富を保有しているという。
一方で昨年の貧困率は全人口の15%に上り、16~24歳の若者の今年7月の失業率は18%に及んだ。
だれもが自らの能力に応じて富を手にできる資本主義社会とはいえ、状況はあまりにもゆがんでいる。連日千人単位の人々がデモに参加し、怒りの声を上げるのも無理はない。
このひずみを一刻も早く正す必要がある。
だが政治の対応は鈍い。
オバマ大統領は先月、約35兆円の景気・雇用対策を発表し財源を富裕層や企業への増税で賄う方針を示した。しかし野党共和党の猛反発を受けて対策を実施に移せないままだ。
政権側は議会の理解を得るよう働きかけをさらに強める必要がある。
米国のデモが映し出す問題は、多くの先進国に共通する。
8月に英国で起きた若者らの暴動の背景として、社会の不平等や貧困が指摘されている。
日本でも、生活に苦しむ人の割合を示す「相対的貧困率」が2009年、過去最悪の16%に達したとする調査結果が先日、発表された。
不況を背景に、低賃金で長時間労働を強いられる非正規労働者の問題も深刻だ。大震災に襲われた東北地方では失業者が急増している。
米国のようなデモが日本で起きてもおかしくない状況と言えよう。
社会の問題点を是正し、全国民が安定した生活を送れるようにするのは政治の役割である。野田佳彦政権には迅速な行動を求めたい。
「反ウォール街デモが拡大、最大規模に」 News i - TBSの動画ニュースサイト
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4844942.html
「経済格差反対」を訴え、ニューヨーク・ウォール街で始まったデモは拡大の一途をたどっていて、5日、ついにこれまでで最大規模となりました。拡大を続ける原動力は何なのか、取材しました。
「不公平だ! 不公平だ! 不公平だ!」
5日、ニューヨークで行われた大規模なデモ。1万人を超える参加者は、口々に経済格差に対する不満を訴えました。
「我々の社会システムは自滅的です。みんなを崖から突き落としています」(参加者)
「銀行がこの国をダメにしている。私たちの仕事を奪っているんです」(参加者 6か月失業中)
デモが起きたのは、ニューヨークだけではありません。
「ここロサンゼルスは、久しぶりの本格的な雨にもかかわらず、市役所の前に数多くのテントが張られ、抗議活動が続けられています」(記者)
「私は大学を2年前に卒業して、今学費ローンを返済できず苦しんでいます。給料のいい仕事につけないのです」(参加者)
「Occupy Wall Street “ウォール街を占拠しろ”」とのスローガンとともに、先月中旬、ニューヨークで小規模に始まったこの運動。わずか3週間で全米100を超える街に飛び火しました。
“1パーセントの富裕層が優遇され、99パーセントの人は苦しんでいる”、そう訴える彼らが求めるのは社会システムの根本的な変革です。
投稿者: 日本某所 | 2011年10月07日 22:45
日本某所さん、メールありがとうございます。
反ウォール街デモは、経済格差是正反対を訴えており多くのアメリカ国民の共感を呼んでいるのではないでしょうか。
同時に、この日本こそ貧困と格差が拡大している事実に向き合わねばならないと思います。
自民党時代の「小泉構造改革」が拍車をかけました。社会保障の切り捨てと増税がそれでした。
また、民主党野田内閣の計画している「復興増税」も、10年間で、サラリーマン・自営業者に8・8兆円の増税、大企業に11・6兆円の減税です。こんなやり方がどうして「分かち合い」でしょうか?
私たちは、復興財源というなら、一つは、不要不急の大型公共事業の中止、米軍への「思いやり」予算やグアムの米軍基地建設への税金投入の中止など、歳出の浪費にメスをいれること。
もう一つは、法人税減税と証券優遇税制の延長――大企業と大資産家への減税ばらまきをやめること。政府が計画している法人税減税を中止すれば年間1兆2,000億円、証券優遇税制をやめ本則の20%に戻すだけで5,000億円、あわせて1・7兆円、10年間で17兆円の財源を確保することができると考えます。
ご指摘のように、アメリカでも、ヨーロッパでも、「富裕層に増税すべきだ」という議論が、当の富裕層からわき起っています。
イタリア、フランス、ポルトガル政府が、富裕層の一定額を超える所得への増税を打ち出した。アメリカでもオバマ大統領が、10年間で30兆円を超える富裕層への増税を提案しています。
ところが日本では、大資産家には大盤振る舞いの減税となっている証券優遇税制の延長を震災後に決めてしまいました。
税率は、アメリカ―26・44%、イギリス―27・1%、フランス―31・3%、ドイツ―26・4%に対して、日本は、わずか10%という、世界に例を見ない、金持ち優遇ぶりです。
これらを改めさせ、復興財源についても根本的転換を求めてご一緒に奮闘しようではありませんか。
投稿者: 恵二 | 2011年10月12日 14:48
16日のやしきたかじんの「そこまで言って委員会」楽しみに観ます。^^
金持ち優遇の税制とか、脱原発の話とか、編集でどこまで使われるか分かりませんが、その辺も併せてじっくり観たいと思います。
投稿者: よ~ぼん | 2011年10月13日 10:55
よ~ぼんさん、楽しいブログですね。
ご期待の点は、復興財源に関わって、「分かち合って」などと言っているが、10年間で庶民には8兆円の増税、一方で大企業には11兆円の減税、こんな馬鹿なことるかと発言したのですが。
原発は、東京電力に加害者意識ばないことや、再稼働に関する”やらせ”など触れたのですがどうなることやら?
これからも頑張ります。
今後ともよろしくお願いします。
投稿者: 恵二 | 2011年10月14日 22:12
はじめて投稿します。
はっきり言って、今日のMVPは穀田さんでしたよ。レギュラーコメンテーターや他党の精彩ない主張に対して、グイグイくいこんでたのは穀田さんだけでした。
それなのに「政‐1」は他党の某…。デキレースのような展開の番組にたかじんさんに大変失望しました。新地のパトロンは大金持ちなのかなぁ…。
それに引き換え、穀田さんはグッジョブですよ。これからも頑張ってください。
投稿者: にっしー | 2011年10月16日 15:34
今日見たかったけど見れませんでした~(T0T)
でも、録画しました
ゆっくり見ます
にっしーさんのおっしゃる
GOOD JOB 早くみたいな
投稿者: 尼たま | 2011年10月16日 21:45
にっしーさん、激励のメールありがとうございます。
「グッジョブ」と評価いただき、出演者冥利につきます。このような番組で、いかに違和感なく割り込んで発言するのか、けっこう苦労しているのです。
もう一点、約二時間強の収録でした。ですから、放映時間は1時間20分程度ですから、発言がカットされている部分もあるんですよね。
もちろんそんなこと言っておられません。頑張ります。
投稿者: 恵二 | 2011年10月18日 10:35
尼たまさん、いつもメールありがとうございます。
わざわざ、録画までしていただいて視聴とは、恐縮至極です。あまり期待は持たぬように願いたいものです。(笑)
また、感想でもお寄せくだされば幸いです。
投稿者: 恵二 | 2011年10月18日 10:46