こくたが駆く

与野党国対会談開催。臨時国会、民主党は、10月20日召集を提案。//「衆院選挙制度各党協議会」に参加を表明。小選挙区制の弊害について徹底した議論を!

与野党国会対策委員長会談111014

14日、与野党国会対策委員長会談が開催。民主党の平野博文国対委員長が、臨時国会を10月20日に召集し、会期を12月9日までの51日間とすることを提案。第三次補正予算案を28日に提出したい、その上で提出前に各大臣の所信・質疑を行うこと、二重ローン救済法案を優先的に処理する、福島原発事故調査委員会の設置手続きを進める等の表明があった。

私は、「三次補正や復興財源、TPP(環太平洋連携協定)など新たな焦点となっている問題について、野田首相の所信表明と質疑が必要だ」と提起し、「三次補正をめぐって、民主・自民の政調会長間で、『歳出は概ね良い』などと協議をしているが、大きな党の間での話し合いの結果を押し付けたり、そのことによって国会質疑を軽んじることがあってはならない。私たちは、被災者の実態と要求に合致しているかという立場から充実した審議を行うべきだ」と主張した。

平野氏は、首相所信はやる方向、審議は充実したいと答えた。また、野党側が求めた「政治とカネ」をめぐる問題についての集中審議も実行する方向で努力すると述べた。(写真は、国会対策委員長会談。左から4番目が、私)

 

 

記者会見111014私は、民主党の樽床伸二幹事長代行と会い、同党が呼びかけている「衆院選挙制度に関する各党協議会(仮称)」に、日本共産党は参加することを伝えました。

その際、私は、「選挙制度は民主主義の土台であり、すべての政党が参加して協議するのは当然です。最高裁判決で求められている『一票の格差是正』は当然だが、最大の問題は、民意を歪めている小選挙区制にあり、その弊害について徹底した議論を深めることが必要です。先頃の日曜討論でも小選挙区制の害悪がこもごも語られたところです。私たち日本共産党として、国民の多様な民意を議席に正確に反映するのが選挙制度の根幹であり、そのために比例代表を中心にした制度にすべきだと考える。それらのことも協議会では提起していきたい」と述べました。

また、協議の進め方について、大きな政党による一方的な押し付けがあってはならないし、国民にオープンにし、広く開かれた国民的議論を行うことが必要だと強調しました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/10/14

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