こくたが駆く

自交総連第34回定期大会で連帯あいさつ。

111018自交総連大会   全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連) の第34回定期大会が都内で開催された。私は来賓として出席し、日本共産党を代表して次のように連帯あいさつを行った。

3月11日の東日本大震災での震災救援活動、企業再建に関わって中型車両でも小型運賃適用認めさせる特例措置実現など、公共交通機関としての役割を担う、さすがに自交総連ならではの取り組みでした。

自交総連は、自交労働者の労働条件改善とともに、国民のための安心・安全輸送の確立を求める政策提言を行い、運動してきました。小泉構造改革によるタクシーの規制緩和に対しても、いち早く、労働者に低賃金をもたらし、地方の交通秩序をゆがめ混乱をもたらすことなど告発し、その撤回を求めついに、必要な規制の維持・強化の道に転換させました。私どもも、国会において共同の取り組みを行ったことは誇りです。

2009年からの「タクシー活性化法」施行によって、この間2万3500台の削減が実現し、戦後殆ど減ることのなかったタクシー台数を顕著に減少させた点は、皆さんの運動があってこその大きな成果です。もちろん肝心の労働者の労働条件改善は、まだまだ不十分であり、引き続き社会的世論を起こし前進を勝ち取りましょう。

国会をめぐる政治状況にも触れ、大会スローガン「すべての自交労働者のもてる力を結集し、要求闘争の新たな前進、組織の強化拡大を」に基づいての奮闘を祈念して挨拶を結んだ。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/10/18

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