こくたが駆く

障害者総合福祉法に変わるで!「秋のきょうとフォーラム2011」で参加者と一緒に学ぶ//商家に伝わる「ハレの日」 重要文化財”杉本家”秋の一般公開を楽しむ

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障害者権利条約の批准と完全実施をめざす京都実行委員会主催の障害者総合福祉法についての学習会があり、案内を受け、参加。

会場には、総合福祉法の骨格提言を受けての自分たちの要望をそれぞれの団体が準備され、現場の声から骨格を豊か方へと前進させたいとの思いがひしひしと伝わってきた。日程の都合もあり最後まで参加できず、残念だった。

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2、3の貴重な声を紹介しますと、「提言をすべて取り入れて障害者総合福祉法(仮称)を作成されますよう要望します」「『可能な限り』という言葉が5回でてくる。お金がないからできないといういいわけではないか。必要な予算もつけて欲しい」「情報のバリアフリー法(仮称)を」などなどです。関係者の皆さんから要望書を受け取り、決意を新たにした。

 

 

 

 

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京都市下京区の杉本家は、住宅が重要文化財、庭園も名勝に指定されています。今回の一般公開は、最も華やかな2つの行事として「報恩講仏間」と「婚礼の装い」が展示されていた。

杉本家は西本願寺の門徒で、報恩講は、宗祖・親鸞聖人の法要(11月28日)にあたり、一年で最も大切な行事となる。同家に伝わる「歳中覚」には二週間前から準備をはじめ、その間の精進料理の献立も残されている。
   荘厳な仏壇も披露され、仏壇を飾る打ち掛けなどの金襴緞子もほんとうに多数展示してあり、驚きだった。

clip_image002もうひとつの「ハレ」の行事としての婚礼。杉本家が現在の建物に再建されたのが明治3年。再建後はじめての婚礼が明治27年とのこと。その七代目の祝言の様子が、新居として増築された部屋に展示してあった。当時の婚礼や、新居の様子をうかがい知ることができて、いつ訪問しても、京町家のしきたりが残っている様に感心する。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/11/05

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