22日午後9時から、インターネットの動画サイト「ニコニコ動画（原宿）」の「角谷浩一と松嶋初音のニュースバックヤード」に出演。ジャーナリストの角谷浩一氏と、いつものように丁々発止議論した。

ニコニコ動画は、「逓減型政策仕分け」を、ずっと追っており、4万5千人以上が視聴とのこと。「原子力・エネルギー関連」などを生放映している。角谷氏とスタッフの問題意識は、「国民の期待を背に『政権交代』を果たした民主党だが、その後の体たらくぶりは「口先番長」で期待はずれ。その中で唯一人気が高いと言われているのが『事業仕分け』だ。これをどう見るのかを議論したいとのことだった。

私は、「国民からすれば、2つの点で期待はずれではないか」と切り出した。新聞も「”難題”触れず」「原発賛否・ＴＰＰ議題から外す」と見出しで書き、「原発の是非など本質論に触れていない」と指摘している。原子力・エネルギ政策を論じるなら、原発をどうするのか、さらには除染・全面賠償問題、将来のエネルギー政策を論じなければならないはずだ。それがない。
もう一つは、論議された内容が、施策にどう反映されたのか、生きたのかがわからない。以上のように主張した。

その他、テンポの早い議論が。前回の続きで「1％の富裕層」について、米国富裕層で著名な投資家バフェット氏やグーグルの元幹部・ダグ・エドワーズ氏らが提唱している「私たちの税金を上げて」として米国で年収100万ドル以上の富裕層に増税するように訴えていることもとりあげた。

さらに、労働者派遣法の「製造業派遣禁止」骨抜き、原発の問題も議論した。