定例会見。「沖縄防衛局長の暴言は断じて許しがたい」「今こそアセス提出を撤回し、米国に対して『新基地建設できぬ、普天間基地の無条件撤去』と交渉せよ!
30日、定例の記者会見を行う。記者団から「田中聡沖縄防衛局長の発言について」問われた。
私は、「政府は、『不適切発言』などと言っているが、そんな言葉で表せることと違う。女性と沖縄県民を侮辱する暴言であり、極めて許しがたい発言だ」と述べた。
その上で、「今臨時国会の代表質問で、わが党の志位和夫委員長は、沖縄県内『移設』に反対する沖縄県民の揺るがぬ総意には歴史的背景がある。戦前からのハーグ陸戦条約に反する不法占拠、戦後の銃剣とブルドーザーによる土地強奪に続いて、1995年の米兵による少女暴行事件をはじめ数々の米軍犯罪の繰り返しへの怒りが根底にあることを指摘し、これらの事実を踏まえ、『新基地押しつけ』の日米合意を見直し、普天間基地の撤去の対米交渉を行えと求めた。この見地こそ大事だ」と指摘した。
結論として、「田中氏は、『悪いことやっている』と自覚しており、力づくで新基地建設を進める政府の姿勢が象徴的にあらわれた形だ。問題は、何事もなかったかのように施策を実行しようとしていることだ。沖縄県民の信頼を取り戻すためには、今こそ環境影響評価書の提出を中止し、『新基地建設反対、普天間基地撤去』という県民の揺るがぬ総意に応えて、米国に『建設はできない』と、交渉すべきだ」と語った。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/11/30