京都市北区・上京区の街頭から、師走のお買い物のみなさんに、国会報告
17日、京都市で街頭より国会報告を行った。上京区では千本通一条と出町枡形商店街の前で、上京区生活と健康を守る会の猪田修身会長と、北区では西賀茂生協、新大宮商店街、衣笠生協前で、井坂博文京都市会議員とともに訴えた。
5カ所で訴えたが、それぞれ10人、20人と立ち止まって話を聞かれる方がおられた。若宮修元京都市会議員、新井進前京都府会議員、三木一弘元京都府会議員も演説を聴きに参加され、諸先輩方を前に少し緊張気味の演説となった。
また、いつもの恒例の場所での国会報告とあって、差し入れもあり、寒い一日だったが元気に、走行中のアナウンスも行いながらがんばった。
私は、野田内閣の「5つの罪」について詳しく報告。
①東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故からの復興の遅れと、国民にばかり負担を押しつける「復興」財源の罪、
②炉心の状況もわからないのに原子力事故の「収束」宣言を行い、除染と賠償を遅らせ、原発に固執する罪、
③沖縄の基地問題で、沖縄県民の願いを踏みにじり「辺野古移転ありき」で突き進む罪、
④社会保障と税の一体改革と称して、年金支給年齢の繰り上げをはじめ社会保障の切り捨て、消費税増税、ふんだりけったりの公約違反の罪、
⑤被災地の復興に逆行し、日本の農林業に壊滅的打撃を与え、食料自給率低下、食の安全をはじめ日本全体をアメリカのルールに従わせようとするTPP推進の罪。
「これでは、大企業優先、アメリカ言いなりの歪んだ自民・公明党政治と同じではないか」と厳しく批判し、国政での民・自・公体制の問題をまとめて告発。
この政治を転換しよう。来年は、国民要求に基づく大闘争の年に。社会保障の充実、消費税増税ストップ、人間らしい雇用、普天間基地撤去、TPP参加反対、原発ゼロめざし国民的大運動を草の根から起こそう。
京都市でも、民・自・公を軸にしたオール与党体制のもとで、京都市民の暮らしと健康が脅かされている。国民と市民の暮らしを守る「とっかかり」が来年2月5日の京都市長選挙。「中村和雄さんと一緒に京都市を変え、来年が国民にとっても良い年となるようにがんばりましょう」と結んだ。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/12/17