年始の準備//先人の墓前を清め、新たな決意を誓う
先人達の墓掃除を行い、新たな決意を固めた。
法然院。河上肇さんのお墓掃除。
「たどりつき ふりかへりみれば やまかはを こえてはこえて きつるものかな」。これは、河上肇がつかまれば死刑または無期懲役も覚悟で日本共産党に入党した喜びを、「ひとり無量の感慨かんがいに耽ふけりながら」(『自叙伝』)口ずさんだ歌です。日本共産党京都市会議員団にその拓本が飾られている。
これを自筆の見事な万葉がなで刻んだ歌碑が、門下生一同によって自然石の墓に向かってすぐ右手(私の後ろ側)に建てられています。
わが国の平和・民主的運動に尽くされ、逝去された京都にゆかりのある有名・無名の解放運動戦士の方々を合祀しその偉業を顕彰するため、日本国民救援会京都府本部などの呼びかけで、1958年3月15日に建立されました。設計は京都大学名誉教授・西山夘三氏。碑文は学校法人立命館名誉総長・末川博氏の揮毫によるものです。敷地は総本山知恩院のご厚意により、永代無償で借用させていただいている。
先人達の闘いに敬意を表しつつ、新年に向け、新たな決意を込めて、お参りをした。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/12/31