穀田恵二様　
　
　昨年は、このブログにおいて、ただの一般人の私に色々レスポンスくださりありがとうございました。本当に嬉しかったです。御礼申し上げます。

　さて、いよいよ2月5日にわが街・京都市で市長選挙が行われます。本当に今度こそ中村和雄市長を誕生させていただきますようにお願いいたします。本当に「あらゆる手段」を使って何が何でも勝ってください。
　
　ただ、中村和雄候補勝利のためにより一層保守の方々にも支援勢力を広げる必要があります。
　
　そこで唐突なお願い（提案）なのですが　志位和夫委員長と市田忠義書記局長と穀田恵二議員の3人がそろって、「みんなの党」の国会議員事務所や本部に出向いて、渡辺よしみ代表や江田けんじ幹事長に「京都市長選」の中村和雄候補への支援要請をしていただけないでしょうか。お願いします。

　確かに、みんなの党と日本共産党とは国政政策が全く違います。また、TPP推進など問題のあることも主張しています。
　しかし、今回の京都市長選挙においては、中村和雄候補の掲げる「脱原発」「公務員の不祥事根絶」「消費増税反対」という政策においては彼らとかなり一致点があり連携できると考えます。

　また、みんなの党の京都市議は、普段から門川大作市政にも批判的で「オール与党」には与していなくて「（同和復活につながる）公務員技術職現業採用復活に大反対」「二重行政や天下り根絶する隠し事のない京都市政」も掲げていることから、市政を刷新するために、「今回だけ」は多少の困難を乗り越えて大同団結をしなければなりません。
　　
　もし「みんなの党」の支援があれば、オール与党陣営からの「一党一派に偏った市政を許すな」「STOP共産市政」という攻撃も防げるうえ、「市政刷新の会」との左右の両輪で走ることになるので、「中村和雄」というみこしが安定して凄まじく支持拡大ができます。
　また、みんなの党の持つ“薬”の部分を使って京都市役所の腐敗根源の「解同」も根こそぎ破壊して同和利権を根絶できるうえに、今後の「消費税増税反対運動」を国民的レベルに盛り上げていくことができるなど運動にも大幅にプラスとなります。
　
　今後、野田民主党政権の暴走政治がどんどん進んでいきます。消費税増税をなんとしてもとめるためにも、民自公のオール与党悪政大連合を叩くためにも「政策が一致する点」での「みんなの党」との「共闘」が「京都市長選」では必要です。
　京都市長選で中村和雄市長が誕生すれば、消費税増税も止まり、脱原発も達成でき、公務員不祥事も根絶できるというすごいことになります。

　「4中総」で「一点共闘をひろげよう」との方針も出されました。さっそく実践してください。”ここがロドス島だ、ここで跳べ！”　

　本年も日本共産党と穀田恵二議員のご活躍を心から願っております。
　2012年2月05日の京都市長選投票日が公務員不祥事も撲滅し、危険な原発からの撤退もしてくだされる中村和雄市長誕生の日＝世界最高の日となること信じております。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

　コナンファンさん、久しぶりのメールありがとうございます。
　京都市長選挙の中村和雄さんの勝利への思いは、受け止めたいと存じます。
　お話では、一見野党のように見えますが、まず、京都における「みんなの党」の位置について明確にしなければなりません。
　京都市会では、みんなの党１名と無党派１名で会派を結成していますが、現在の市長提案には基本的に賛成しており、京都会館の建て替えや、水族館の建設にも賛成しています。
　唯一反対したのは「地域コミュニティ」についての提案のみです。門川市長の与党であることは明白です。
　１月１０日の京都新聞では、京都のみんなの党・清水代表（元自民党衆議院議員）は、市長選の争点について、「最大の課題は行革」「公務員給与の２割削減や民間の評価基準の導入などを進め、補助金もゼロベースで見直していくべきだ」と述べている程度です。
　最大の争点である、暮らしを破壊してきた国保料の連速値上げや、公契約条例の制定、原発ゼロへの発信などは、黙して語っていません。
　京都における、最大のムダ遣いと環境破壊である「京都市内への高速道路乗り入れ」についても、解放同盟の無法についても、実際は容認しています。
　中村和雄さんの勝利を願ってのご意見としては、大歓迎です。しかし大義のない共同の取り組みはたたかいの旗印を台無しにすることになります。
　京都市政との関係で、述べさせて頂きました。

穀田恵二様

　丁寧なお返事ありがとうございました。勉強になります。
　そうこうしている間に「みんなの党」も門川市長に推薦を出してしまいました。「不祥事談合オール与党」完成です。まさしく穀田恵二議員のおっしゃるとおりの動きになりました。
　こうなることとは予想してなかったとはいえ、穀田様には相当失礼なメールを送りつけてしまいました。お詫びします。すみませんでした。

＞反共攻撃への対処は「最初の反撃の仕方が肝心」

　今後は2000年の市長選挙ばりの大規模反共攻撃が行われて、「反対だけが実績の共産党を駆逐しよう」「公務員が大好きな共産党に京都を渡すな」と街頭などで煩く連呼攻撃してきます。
　
　もちろん中村陣営も徹底的に反撃してほしいですが、その際にはまず「やかましい！一番の行政の無駄・相乗り無能役人市長に反対して何が悪い！」「公約違反が実績の門川と民主党にいわれたくないわ！」「意味不明なことをわめいているみなさん、原発利権おいしいですか。神聖な京都、放射能で汚して楽しいですか。国賊！」「TPPで日本を売り渡し、京都（みやこ）を破滅させてうれしいか。売国奴！！！」と街頭で一喝連呼して問答無用で相手を叩き伏せてください。

　無法反共勢力への反撃の最初は、まずはこのぐらいのきつい言葉で言い返さないと相手に効果的なパンチを浴びせられません。
　日本共産党はいつも優しすぎて「最初」から誠実に理論的に反撃しようとするから逆に付け込まれるのです。
　言論戦に誠実に対処するのは当然大事ですが、無法勢力は問答無用でわめきちらしてくるので「反撃1発目」は強烈なお返しをして黙らせるのがとても大事です。
　そして落ち着いたあとで、きちんと理論反撃するのが、反共攻撃に対処するために順番として正しいやり方といえます。

＞刷新へのカウントダウン

　いよいよ告示まで10日を切りカウントダウンが始まりました。京都市も日本共産党も勝負のときです。大健闘・大善戦はまったく意味がないのです。勝利あるのみ。
　2012年2月05日が私たち京都市民にとって最高の日となり、「中村和雄市長誕生」となるよう願っております。
　
　穀田恵二様にはこのブログで失礼なことばかりしたこと謝罪します。
　また、このような機会を持たせていただけたこと心の底からお礼申し上げます。

　これからの日本共産党と穀田恵二議員のご活躍を願っております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　敬具

　コナンさん、メールありがとうございます。
　さて、京都市政に関する問題です。
　みんなの党は、１３日、京都市長選に再選を目指して立候補する現職の門川大作氏（すでに民主、自民、公明が推薦しています）を推薦すると発表しました。
　新聞報道によれば、その合意は「発送電分離や原発への依存度を引き下げるよう求める」ことのようです。
　ムダ遣と危険の象徴の最たる「もんじゅ」の所在地です。若狭の原発群は、活断層の集中地帯、津波の古い歴史も発見されている世界で一番危険な原発地帯と言われています。
　現在、関西電力の原発で稼動しているのはたった一基です。電力需要も賄えることが明らかになっているのです。
　この好機をとらえ、いま「原発ゼロ」の政治的メッセージが必要です。
　ところが、現職の市長は、「放射能事故が起こって、琵琶湖が汚染されても大量の水で希釈される」という立場に立っています。だからこそ関電の株主総会で何らの表明もしなかったのです。危険性を除去してほしいという市民の応えることは出来ません。
　この立場をそれこそ少し希釈（うすめる）しようという狙いは透けて見えます。
　また、みんなの党は、大阪の橋下市長の協力を条件に、現京都市長を応援するという考えです。本当に京都市民への思いがあり、「現市長を批判していた」のか大いに疑問です。
　反共攻撃が「オール与党」の、戦術であること、それへの反撃が重要であることのご指摘は、最もだと考えます。ありがとうございます。
　ただ、反共攻撃への反撃は、道理をつくして説得することが根本だと思います。市民に受け入れいただくよう工夫をし、ご指摘を踏まえて努力したいと存じます。
　国政でも京都市政でも、オール与党対日本共産党という対決の構図がいよいよ明らかになったもとで、一層、奮闘して市政を刷新する決意です。
　これからも、よろしくお願いします。（少し長くなり、申し訳ありません。）