こくたが駆く

与野党幹事長・書記局長会談開催。「増税のための密室談合に反対」「比例定数の80名削減は民主主義破壊」と批判。

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19日、与野党の書記局長・幹事長会談が開催された。民主党の輿石東幹事長は、衆院議員定数削減や消費税増税のための「社会保障と税の一体改革」などについての与野党協議への参加を各党に要請した。

日本共産党の市田忠義書記局長は、「これまで衆院選挙制度に関する各党協議会が8回開催されてきた。その中で民主党以外の全政党が、小選挙区制のもとで民意が歪められているとの共通の認識にたっている。また7党は、民意をより正確に反映させるために選挙制度の抜本的改革を求めている。『格差是正』と称して小選挙区制をこていかしてしまう。比例定数80削減など論外。民主主義を壊す暴論であり許されない」と主張した。

さらに、「一体改革」について、「中身は一体改悪であり、社会保障切り捨てのオンパレードだ。もともとそんな増税法案は出すべきでない。まして増税のための密室談合の協議機関は儲けるべきでない」と批判した。他の野党からも、「一体改革」の与野党協議や、比例定数削減への批判が相次いだ。

なお、会談には各党の国会対策委員長も同席した。(写真は、終了後の記者会見)

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/01/19

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