こくたが駆く

第13回選挙制度に関する各党協議会開催。来週早々に「与野党幹事長・書記局長会談」を開催し、議論を報告。//15日、超党派の”中選挙区議員連盟”幹事会開催、樽床私案への批判相次ぐ。

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昨日に続いて、衆院選挙制度に関する各党協議会が開催された。

樽床伸二座長の提案した「座長とりまとめ私案」について協議した。私案の柱である「比例定数80削減」にたいして各党から批判続出した。
   新党改革の荒井広幸氏は「比例80削減を前提とするのはいかかがなものか」、社民党の中島隆利氏は「抜本改革の中で定数削減は検討すべきことで、私案のような削減は反対だ」、公明党の斉藤哲夫氏は「定数を減らすなら民意をより正確に反映する制度のもとでないと政治の自殺行為になる。現行の選挙制度のもとでの得票率と議席率の乖離をただす改正が必要だ」と述べた。

私は、「今までの議論の中心点は、現行の選挙制度が、民意を歪めているという認識にたって選挙制度の抜本改革が必要だということにあった。座長私案は小選挙区制を維持・固定化し抜本改革を棚上げするものだ」主張した。

樽床座長は、「来週早々に与野党幹事長・書記局長会談を開催して、各党協議会の状況を報告し、進めていきたい」とまとめた。

 

15日、国会内で超党派の「衆議院選挙制度の抜本改革をめざす議員連盟」(略称・「中選挙区議連」。代表世話人=加藤紘一・自民党元幹事長、渡部恒三・民主党最高顧問)の幹事会が開催された。

当日の「衆議院選挙制度に関する各党協議会」で、座長の樽床伸二・民主党幹事長代行が示した「座長とりまとめ私案」について、意見交換をした。

私は、「『各党協議会』に出席しているものとして」として会議の内容を報告。結論として「樽床座長が提示した私案は、比例定数80削減を一方的に明記しており、この問題について民主党を除く党が反対を表明していたこれまでの協議経過をまったく無視している」と批判し、この議連が、選挙制度の抜本改革が必要だと表明することが大事」と述べた。

参加議員からも座長の私案に対して、批判的意見が相次ぎ、「選挙制度の抜本的改革を中心的議題として議論することが必要だ。議連としては民意をより正確に反映させる中選挙区制を遡上に載せるべきと思う」と意見を集約した。今後も、議論を行い、来週にも議連の総会を開くことが、確認された。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/02/16

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