こくたが駆く

東日本大震災被災地に思い馳せ、”高田松原”の流木松に「ひとノミ」//劇団わらび座創立60周年記念特別公演「北の耀星 アテルイ」を鑑賞

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18日、京都伝統工芸大学校の卒業作品展を鑑賞。いずれも見事な作品ばかりです。いっそう精進なさって日本の伝統工芸を支えていただきたいと願わずにはおれません。

実は、清水寺の森清範貫主から、「京都伝統工芸大学校と共同で、東日本大震災で流された高田松原の松で大日如来座像を制作している。ぜひ、ひとノミでいいから協力してほしい」との依頼があったのです。

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さっそく、震災復興へ思いを込めて「ひとノミ」。
  刻んでいるのは森清範さんが、被災地に送られた「一心合力」の書です。

私の後ろにあるのが「大日如来座像」。本当に水準の高い作品だと感じました。この仏像は、3月11日に清水寺に奉納されるとのことでした。ちなみに、卒業作品展は烏丸三条の京都伝統工芸館で、19日までだったのが残念です。

 

 

 

 

 

 

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京都市左京区の京都会館で、劇団わらび座創立60周年特別公演が開催。公演されるのが「ミュージカル 北の耀星 アテルイ」とのことで、岩手県人会もあげて応援。一も二もなく、馳せ参じました。

原作は高橋克彦氏の「火怨 北の耀星 アテルイ」です。アテルイ・モレの碑が清水寺にあることはご存じの方も多いことと思います。

この公演に当たっては清水寺の森清範貫主のご尽力もいただきました。今日は、(陸前高田市の)高田松原の「大日如来座像」と「アテルイ」という、東日本大震災復興への思いが一つに重なった日となりました。

写真は公演直後に主人公・アテルイ役の戎本みろ氏を舞台裏に訪ね、激励した一こまです。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/02/19

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