こくたが駆く

大変貴重な「日本髪資料館」を見学。

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京都市東山区にある日本髪資料館を見学しました。

この資料館は、結髪師の石原哲男さんが祇園にひらいた日本髪についての資料館です。舞妓、芸妓や太夫の髪型115種類が豆かつら(実物の4分の1サイズ)で結い上げられ、展示されています。かんざしや髪飾りなどのコレクションも豊富です。

この資料館が、2月末で閉館されると聞いて、貴重な資料の行DSCN6102方も含め、関係者と懇談しました。

まず驚いたのは、文献上、髪型の名前はあっても、実際はどのような髪型であったのか本当に資料が少ないということです。当時の歴史的条件を考慮し、「こういう髪型だったのではないか」と自ら試行錯誤の上で「解明」し、資料として展示している物も少なくないとのこと。

日本の伝統文化の一つとして大変貴重な資料だと思いました。石原氏は、後継者の育成にと、自ら髪を結う模様を、実演したビデを作成し、解説もしながら髪型の特徴を丁寧に教えています。

日本髪資料館は、四条縄手通り上る、やまと橋のやまと美容室の2階です(水曜日は休館)。写真は資料館の許可を得て撮影したものです。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/02/27

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