こくたが駆く

超党派の「中選挙区議連」開催、 次回総選挙に向け選挙制度の抜本改革実現をめざすことを確認!

中選挙区議連総会

23日、国会内で「衆院選挙制度の抜本改革をめざす議員連盟(略称「中選挙区制議連」)」が、第2回の総会を開催した。自民、民主、公明、社民、国民新、たちあがれ日本、無所属など、超党派の衆院議員96人が出席した。(議連加盟衆院議員は152人になった)

代表世話人の渡部恒三民主党最高顧問は、「1969年以来国会議員をつとめきて、今ほど政治が混迷した状態はない。最大の理由は選挙制度、小選挙区制は間違いだった」と挨拶。

日本共産党からは、佐々木憲昭、赤嶺政賢、宮本岳志各衆院議員と私が出席した。
   代表して議連幹事である私が、次のようにあいさつした。「①現行の小選挙制が民意をゆがめるものだということは多くの党の認識・合意になっている。②選挙制度の抜本改革は国民世論となっている。③いま「0増5減」という案も出ているが、これでは抜本改革が先送りになる。④私たちは、選挙制度については民意を正確に反映させる比例中心にすべきとの考え方だが、比較的民意を反映する中選挙区制も視野に入れている。⑤現行制度の抜本改革の機運を逃さず、次の選挙に向けて改革を実現させる立場で頑張りたい」。

富田茂之(公明党)、阿部知子(社民党)、下地幹郎(国民新党)、園田博之(たち日)の各氏が挨拶した。

 

 中選挙区議連総会あいさつ近景代表世話人の加藤紘一自民党元幹事長は、経過報告し、「小選挙区制度の実行後、政治が貧弱になった、小選挙区制が原因ではないかと意見交換し、超党派の議員で選挙制度の勉強会を行い、昨年11月にこの議連を立ち上げた。いろんな人から、昔のようにおおらかに人を選べる選挙がいいと言われた。この間、幹事会で選挙制度改革の方向として中選挙区制をめざし、次の選挙から実現できるようにと議論してきた。各党協議会もまとまりそうにない。我々の運動を加速させて、当面200名を超える議連加盟者をめざし、協議会に影響を与えていこう」と述べた。

 後藤田正純武部勤小林興起古賀一成平岡秀夫城内実福島福島 伸享篠原孝横粂勝仁村上誠一郎の各氏が発言した。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/02/24

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