重要文化財の防災、重文民家への支援、民俗文化財の保護について、国会論戦を報告し、懇談
31日、衆議院予算委員会分科会質問(重要文化財の防災、重文民家への支援、民俗文化財の保護)の内容を、文化財所有者の清水寺、二条陣屋を訪問して、報告し、懇談しました。
清水寺では、文化財の防災面を担当されている森孝忍法務・庶務部長に、分科会の議事録を届けました。
森部長からは、1948年以来一日も休むことなく継続されている「文化財レスキュー」の活動につ いて詳しくお話し頂きました。
また、京都市消防局が境内に設置した1500tの耐震性貯水槽の引き渡しが前日行われたことも伺い、さっそく、文化財レスキューが今後活用できることになった消火栓(写真下)についても見学しました。
重要文化財、「二条陣屋」の当主・小川平太郎さんには、重要文化財建造物のうち、個人所有の民家、ゆわゆる重文民家の維持のご苦労をお聞きし、国会での重文民家の相続税の減免の拡大についての議論について報告。
その他、防犯面での課題などもお聞きすることができました。いま大修理中で、鑑賞は9月からとのこと。かつては、両替商の印をバックにパチリ。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/04/02