こくたが駆く

日中議連訪中報告2。習近平氏、李源潮氏との会談で発言。//「かきつばた」で有名な大田神社へ足を運ぶ

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既報のように、日中友好議員連盟訪中団(団長は高村正彦衆議院議員・日中議連会長)は、3日の習近平国家副主席(人民大会堂 新疆の間)、李源潮中央組織部長(台湾の間)と会見。その後、釣魚台にて唐家璇中日友好協会会長主催の歓迎会に臨みました。

習氏との会談で、高村会長のあいさつ、海江田万里副会長・衆議院議員のあいさつに続いて、私は次のように述べました。

「一昨年、昨年に続いて北京において連続3回目の会談です。私は昨年、『中国共産党創立90周年の年、発展の年となるよう希望します。私達日本共産党は来年が90周年に当たります』と述べました。反戦平和の伝統を担う党として、特に北朝鮮の動向は注目しています。朝鮮半島の非核化と核兵器の開発のSTOPさせる問題について、6カ国協議の議長国としての中国の役割の発揮を切に希望します」と最初に提起しました。DSC04792

   李源潮氏との会談では、李氏が「かつて日本と中国の間には戦争の歴史があった」と触れたことに関連して私は次のように発言しました。

「3年連速の会談、日本での会談を含めると4回目です。昨年私は、中国共産党創立90周年を祝いつつ、『社会主義的市場経済の成功という人類史上の経験のない挑戦の成功を希望する』と述べました。あらためてその意を強くしています」と述べ、「今年で創立90年を迎える日本共産党は、15年に及ぶ日本の侵略戦争に反対して、中国共産党と共同した闘いぬいた歴史を誇りに思っている」と強調しました。なお訪中団の団員は、議連幹事長の近藤昭一衆議院議員、事務局長の林芳正参議院議員、事務局次長の竹下亘衆議院議員、民主党の村越祐民衆議院議員、公明党の西博義衆議院議員、山本香苗参議院議員の各氏と事務局次長の私の計9名。

京都市北区の上賀茂神社の東に大田神社があります。正式には、上賀茂神社境外摂社大田神社と呼ばれ、神社の東にある沼地「大田の沢」の「杜若(かきつばた」が有名です。

DSCN6678 平安時代からほぼそのままの形で咲き続ける杜若が群生していて、天然記念物に指定されています。ちなみに、平安時代に詠まれた和歌に次のものがあります。

「神山(こうやま)や  大田の沢の  かきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ」。藤原俊成の歌です。

毎年、大田神社のかきつばたを楽しみにしており(実は10数年ご無沙汰なもので)、足を伸ばしてみましたが、やっぱり少し早かったようです。
ご近所の方は、「やはり葵祭の頃が見頃ですかね」と言われました。この沼地一面にかきつばたの紫色の花が咲きます。15日の葵祭の頃にぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/05/05

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