民・自・公の「密室談合」による消費税大増税の強行を許すな!//大飯原発再稼働の決定に抗議し、撤回を求める!
昨夜、民・自・公の三党による消費税増税が合意したことを受けメディアの記者から見解を問われました。
私は、次のように述べました。
民・自・公の「密室談合」による、消費税10%への大増税合意は、断じて許せない。報道で明らかだが、民主党は、選挙で約束した後期高齢者医療制度の廃止や最低保障年金制度を棚上げし結局「社会保障と税の一致改革」という看板さえ投げ捨てた。消費税大増税の強行だけでなく、民・自・公と一緒に社会保障も改悪しようとするものだ。
この間記者会見や野党6党国会対策委員長会談でも述べてきたが、どの世論調査をとっても、国民の多数が消費税増税に反対している。まさに民意に背く以外の何ものでもない。ましてや増税3党による密室談合の決定を国会に押し付けることなど許されない。
国会論戦を通じて、消費税増税の論拠は総崩れであり、国民の暮らしを破壊し、経済と財政をダメにすることは明白になっている。国民的な消費税大増税反対の運動と世論を盛り上げ、この法案を廃案に追い込むために頑張りたい。
野田首相は、関西電力・大飯原発の再稼働を最終決定を行ないました。これに対する見解をメディアの記者から求められました。
私は、まず再稼働の決定に強く抗議したい。国民の多数は再稼働に反対の意志を表明している。東京電力福島原発事故の原因究明すら明確でない。福島原発事故は収束していない。そのうえ政府が指示した「安全対策」ですらまともに行わておらず、地震・津波についての研究の見直しも始まったばかり。まさしく「安全神話」そのものではないか。
しかも具体的根拠や検討も明らかでないまま「電力不足」などと恫喝するやり方は許せない。原発再稼働の撤回を求める。国民の世論と結んで「原発ゼロ」の日本をつくっていきたい。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/06/16