こくたが駆く

NHK「日曜討論」 延長国会での消費税増税採決強行反対!民意に背く、公約違反、議会制民主主義の破壊と厳しく批判。

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24日、NHK「日曜討論」に出演しました。司会は島田敏男解説委員。民主党・城島光力、自民党・岸田文雄、公明党・漆原良夫、みんなの党・山内康一、社民党・照屋寛徳、国民新党・中島正純の各国会対策委員長と、たちあがれ日本の片山虎之助参議院幹事長と、そして私で討論しました。

今回のテーマは、延長国会、社会保障と税の一体改革についてが中心でした。赤字国債発行法案や選挙制度改革についても議論になりました。

まず、私は、「社会保障と税の一体改革について」採決にどう臨むかの問いに対して、「(消費税増税の採決は)①民意に背くものだ、多くの国民が反対している。②公約違反だ。③民・自・公3党の密室談合の押しつけは議会制民主主義を破壊するもので間違っている」と厳しく批判しました。

次に「与党の混乱をどう見るか」について議論がおよび、民主党内に法案反対・新党結成の動きなど矛盾とあつれきが広がっている展について意見を求められました。
   私は、「公約違反、密室談合に対する国民の怒りの反映だ。やらないと言った消費税増税を強行しようとすることに対する怒りだ」と述べ、さらに、「民主党が原発再稼働や辺野古新基地建設、TPP推進など、結局、自民党政治となんら変わらない。これに対する国民の怒りが底流にある」と強調しました。その上で、当初の会期末直前に、原子力規制委員会設置法案や、障害者自立支援法を恒久化する障害者総合支援法を強行採決したことを示し、「この点は民主党内で一致して、自民・公明と協力して行ったことを見過ごすことはできない、国民の批判は民主党全体として免れない」と語りました。

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「参院審議をどう進めるか」の提起に対して、私は、「参院に行く前の話だ。”修正案”と(自民党案を丸呑みした)社会保障改革推進法案は、22日に新法として提出されたばかりだ。新法の中身は、『自立』『自助』を前提に憲法25条に規定された社会保障の権利を真っ向から否定するもの」と指摘。「衆院での採決など反対だ。法案の中身をしっかりと議論し、参考人質疑や公聴会を開いて国民の声を聞くべきだ」と強調しました。一方、民主・自民・公明は、26日の採決を前提に参議院の質疑をどうするのかといった強行の姿勢です。

民主・自民・公明の3党以外の党からは、「審議は不十分で採択は拙速だ」(みんなの党)、「議会制民主主義の自殺行為だ」(社民党)などと26日の採決に反対する声が相次ぎました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/06/24

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