１日、京都民医連第５６回定期総会が行われ、原田完、光永敦彦両京都府会議員、倉林明子、くらた共子両京都市会議員とともに参加しました。

私は、総会スローガンに掲げられた「住民本位の震災復興」について、民医連のみなさんによる現地での献身的な医療活動をはじめ全国からのボランティア活動に敬意を表しました。そして、衆議院での消費税増税法案の強行採決というもとで、とりわけ、民自公提案の「社会保障制度革推進法案」について、「中身は『自立』や『自助』を前提に憲法25条に規定された社会保障の権利を真っ向から否定するもの」と指摘しました。また、原発再稼働問題について語り。国民の世論と運動で「憲法が輝く新しい福祉国家への展望を切り開きましょう」と訴えました（写真上）。

京都聴覚言語センターでは、社会福祉法人・京都聴覚言語障害者福祉協会後援会の２０１２年度の総会とレインボーまつりが開催されており、総会での議論を聞かせていただいたり、大にぎわいのお祭りを楽しませて頂きました。

写真下は、「さんさん山城」のみなさんが、自らで摘んだ新茶による、グリーンティーと抹茶の水ようかんを味わっているところです。
総会では、東日本大震災での聴覚障害者の被害状況が報告され、健常者の２倍の被害であったとのこと。私も国土交通委員会で、帰宅困難者対策について、障害者対策を盛り込むよう求めて議論しましたが、関係者の皆さんとかみ合う懇談となりました。また、近畿の中でも遅れている京都府の「聴覚障害者情報提供システム」の整備についても力を合わせて取り組む決意を述べました。