梅雨空のもと、芸術にもふれながら。夏の茶の湯、七夕、祇園祭へと向かう京都。//職場・学園・地域から、「野田政権の暴走への怒り・騒然の7月に!」
梅雨空の京都で、しばし、芸術にもふれるひとときを過ごしました。
まずは、京都市上京区の楽美術館。親子で楽しめる「夏と茶の湯」が開催中(9月2日まで)。夏の茶の湯は、平茶碗で涼しげに楽しむものなのか、歴代の楽家当主の代表作品が展示。例えば初代長次郎作黒楽平茶碗「隠岐島」、十二代弘入作大文字の絵赤楽茶碗「如意ヶ嶽」など。また、焼き物の道具類に手で触れることができる企画もあり、茶椀を焼く釜に空気を送る「ふいご」を操作。押しても引いても空気が出る仕組みです。
同じく上京区の「ぱるあーと」では荒川玄二郎さんの「七夕個展」を鑑賞(ここでは8日まで、東山区の俵屋画廊で7月14日から20日まで)。書や彫像など楽しみ、会場入り口で談笑。「風人」の暖簾も荒川氏の作品です。
最後は、棕櫚製品専門店・三条内藤さん。ほうきから、たわし、プロが使う刷毛まで、各種材料を使っての道具類を毎回楽しんでいますが、今回は、たわしなどを購入(京都に来たら、一度寄られると良いと思います。女将さんの製品についての説明をお聞きするだけで楽しくなります)。
さすがは老舗。土間には祇園祭のミニチュアが飾ってありました。本当に精巧な、こちらも手作りの技を堪能しました。京都では、「コンチキチン」が聞こえ出すと、家々でそれぞれが祇園祭へ向かっていきます。
京都で、消費税増税反対・「一体改革」反対府民運動実行委員会による、団体・地域代表者会議がラボール京都で開催されました。私は、会の要請に応え、「緊急国会報告」を行いました。
私は、①大手メディアの消費税増税推進キャンペーンにもかかわらず、増税法案の衆議院での採決強行後も、国民の多くは「増税反対」であり、「増税けしからん」の世論は健在であること。「ここに確信もって、騒然の7月を」
②三党密談談合による新法=「社会保障制度改革推進法案」の中身は、憲法25条に真っ向から反する社会保障の解体へ突き進んでいること。
③国会論戦を通じて何が明らかになったか、それは、暮らしを破壊すること、中小企業が価格に転嫁できないこと、社会保障のためというのが嘘であったこと。景気も財政も破壊するということ。消費税増税ではなく別の道があると日本共産党の提言を述べ、それが世界の流れであることを強調しました。
会議では、我が後輩・立命館大学の学生も参加し発言。「ノダの奇妙な増税」のパネルを掲げ(写真下)、「学生の小遣いにかかる消費税だけではない。中小企業が増税でつぶれてしまったら働く場がなくなる」と「原発ゼロ」だけでなく、消費税増税に反対しての活動も報告されました。
また、中小企業家の団体・全企連や建築労働者の組合・京建労などからも活動の報告と決意表明がされました。
まとめに立った岩橋祐治京都総評議長は、「野田政権の悪政を許さず、消費税増税を参院で廃案にしよう。そのためにこの7月日本列島を騒然とする闘いを起こそう」と述べ、参加者全員で、団結がんばろうのシュプレヒコールを行ないました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/07/10