こくたが駆く

「移動権の保障を」「交通の安全の確保を」と交通基本法案に修正提案。参考人にご意見を伺う。国交委・交通基本法参考人質疑で。

交通基本法参考人質疑

   22日、国土交通委員会が開催。「交通基本法案」についての参考人の意見陳述をうけて質疑を行いました。
   参考人は、新潟県三条市長の國定勇人氏、日本バス協会会長の高橋幹氏、都市交通評論家の亘理章氏、立命館大学特任教授の土居靖範氏でした。

   私は、交通基本法案をより国民生活の安定向上に役立つものとするため、「移動権の保障」を盛り込み、「交通の安全の確保」を基本理念の第一に据えるなどの、日本共産党の修正案を示し、参考人の見解を伺いました。

国土交通委員会_000685369    交通権・移動権の保障について、國定氏は「まずは(交通基本法が)制定されるべき。どこまで(移動権を)明文化すべきは慎重な議論を」。亘理氏は「共産党の提案は理想だが、基本的な方向性のもとに実践する中で合理的に保障するようにすべき」との見解を示しました。
   土居氏(写真)は、「(修正案は)入れるべきだ。フランス(の交通基本法)は、方向付け法であり、前進的に実践していく方向付けとして(日本の交通基本法にも)入れるべき。21世紀はじめての交通基本法であり日本が新しく、(交通権を)高らかにうたい、努力することが重要」と述べました。

   私は、提案した修正案が、理想論ではなく、2003年の民主党と社民党の提案された法案にも、国土交通省の案にも盛り込まれていたもので、「さほど理想」ではなく、現実的な内容であることを強調しました。

 

 

   国土交通委員会_002781063 次に、交通の安全の確保について、國定氏は、「異論ない。しっかり重要性を認識している」。高橋氏(写真)は、「規制緩和で、ドライバーの所得が低い点を心配している。安全が第一であり、それに責任を負うにがドライバー。それが上手くいっていない」と規制緩和による交通の安全の後退を指摘しました。

   土居氏は、「規制緩和が進んだが、社会的に安全に対する規制の緩和も進み、社会的規制が後退した。交通の安全の確保を是非(法案に)盛り込んで欲しい」と述べられました。2交通基本法参考人質疑

   私は、貴重な陳述に感謝し、「他党からも同様の指摘があった。安全では一致できる。ぜひ法案に実らせていきたい」と結びました。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2012/08/25

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コメント

「日曜討論」拝見しました。よう頑張ってくださいました。的確にズバッと指摘してくださって・・嬉しかったです。中盤の「~そんなんアカンです」って言ってくださったとこは(選挙制度改革のとこ)、胸がスーッとしました(笑い)。民主も自民も言い訳ばっかで・・いい加減にしてほしいと思いました。やはり「談合三兄弟」は迷走してますね。早く解散して国民に真を問わんとアカンですね。沖縄県民や国民の反対を押し切って、10月にはオスプレイを沖縄に配備しようとしてますし。「事前協議」すらしないし、ほんまにおかしいです。どこの国の総理やって言いたいです。9月9日の沖縄の県民大会は成功してほしいですね。やっぱり参加できないので(涙)。今回の台風も心配ですけど・・ね。穀田さんは、国会が会期末にむけて緊迫してるから・・大変でしょうね。パワー全開!でご活躍ください!

ドラミさん、早速の激励メールありがとうございます。
興奮するとつい、関西弁が出てしまう傾向があるんです。
茶番です。民主・自民・公明の3党で消費税増税の密室談合を行っておきながら、通したら、増税談合仲間を問責にしようということが。
優しい後押しに応え頑張ります。

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