凍結が解除された「”新名神”高速道路建設」の問題点を示し、国土交通省と交渉
30日、「”新名神”高速自動車道建設」の凍結が解除された区間の沿線自治体の日本共産党議員団のみなさんの要望書をもとに国土交通省道路局高速道路課と交渉しました。
要望書は、党京都府会議員団、大阪府会議員団、城陽市議会議員団、八幡市議会議員団、京田辺市議会議員団、箕面市議会議員団、茨木市議会議員団、枚方市議会議員団、大津市議会議員団、宇治田原町議会議員団の連名で、「凍結の解除の撤回」と求めるとともに、各地域で懸念されている環境問題について環境アセスの実施や、調査したデーターの公表、住民説明会の実施などを求めています。
私は、新名神(当時は「第二名神」)が抜本見直しされ、凍結されたときに、「凍結だけでは不十分」と追及し、国土交通大臣が「絶対にやりません」と答弁していた経過にもふれ、今回の凍結解除について厳しく批判しました。
データの公表や住民説明のあり方を廻っても議論になり、事業実施者であるネクスコ西日本に対して、「誠実な対応を指導する」との国土交通省の約束を得ました。
環境アセスについては、箕面市の地下水問題でのデーターの公表の指導や、活断層調査の実施、高槻市の鵜殿の葦の保全のためのアセスの実施などについて、その必要性を認める回答を得ることができました。
当日の参加は、かみじょう亮一京都6区予定候補、加味根史郎・馬場紘平京都府会議員、堀田文一大阪府議会議員、熊沢雅章城陽市会議員、広瀬ひとみ枚方市会議員、神田隆男箕面市会議員、安本修・今西久美子宇治田原町会議員、中村一二巳近畿ブロック事務所長などでした。
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