「政党助成金」問題で、「朝ズバッ!」のインタビュー取材を受ける。
3日、TBSテレビ「ものもんたの朝ズバッ!」から「政党助成金問題」(局は「政党交付金」と規定)で、インタビュー取材を受けました。(写真)
私は、本来テレビで、各党論議を生で交わしそれを視聴者に視てもらうことが肝心だ。インタビューだと編集して一部分だけを使用することになり、キチンと意思を伝える点はどうかなと思う」と率直に苦言を呈しておきました。
大筋、私が強調した点を紹介しておきます(なんでも、番組の内容が変化する場合もあり、必ず放映するとは限らないとのこと)。
そもそも政党助成金は、憲法違反であり、日本共産党はこの法案に反対し、助成金そのものを受け取っていない。
赤ちゃんからお年寄りまで、国民一人当たり250円の税金を負担してもらい、それを各政党に交付金としてばらまくもの。国民一人一人の政党支持に関係なく、とくに「どの政党も支持していない」の層が多数になっているにもかかわらず、税金として合計320億円ほどの税金を政党が分け取りするのは、思想信条の自由を侵し、憲法違反である。
また、重大なことは、今日政党助成金が各党の活動運営資金の6割から8割を占めるなど国民遊離も甚だしい。政党の劣化をつくり出している。
政党の財政の、例えば民主党は8割、自民党も6割以上を税金に依存をしていることは異常だ。政党とは、政策について国民の支持を得て、また国民の要求実現に力を注ぐもの。支持を得ることを通じて資金も国民に依拠してこそ、草の根で国民と結びつくもの。政党のあり方からして間違っている。
もう一点、民意をゆがめる小選挙区制も重大問題として指摘しておく。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/09/03