国土交通労働組合第2回大会で、日本共産党を代表してあいさつ(あいさつの写真に変更しました)
10日、群馬県磯部で開催された、国土交通労働組合第2回定期大会で、日本共産党を代表して連帯と激励の挨拶を行いました。
私は、国土交通労組と私たち国会との関わりの点について次のように述べました。
皆さんの職務の大半が私たちの国会活動と深く結びついています。安全・安心は、国会における追求と心を一つにするものです。この間でも、車両管理業務、震災復旧・復興、建設、航空、高速ツアーバス、社会資本・インフラ整備は維持・補修を中心に、などあげれば枚挙に暇がありません。
別な角度から一言。規制緩和路線との闘いということ。市場原理に任せればうまくいくとの考え方つまり、市場原理万能論の破たんが明確だということではないでしょうか。
その際に闘う尺度は、安全を担い、仕事に従事している労働者の労働条件がきちんと保障されているかということに尽きるのではないでしょうか。
「公務とは何ぞや?」という問題も積極的に国民の中に訴えていくことが必要です。財界やマスメディアの攻撃が公務員バッシングという形で強められています。極端な新自由主義といわねばなりません。「安全と安心」の実現のために、皆さんが「真に国民の要求に応えられる行政」、「憲法の理念が尊重される行政」をかかげていることが大事です。
最後に、政治全体を大きく変えましょうと訴えました。
皆さんの議案書では、安全・安心を脅かす「オスプレイ配備」「原発再稼働」も触れています。同感です。国民の暮らしの安全と安心を破壊する消費税増税は許せません。私たちは、七野党で衆院においての不信任決議案を提出、参院では提案した問責決議を可決させました。増税談合政治を糾弾する決議が採択されました。民・自・公増税連合を断崖絶壁まで追い込んだのです。道理が政治を動かす局面が出ました。
増税実施前に二回の国政選挙があります。増税連合に厳しい審判を下し、消費税増税をストップさせましょう。アメリカいいなり・財界中心という二つの異常という政治の根本を変えようではありませんか。
皆さんの運動の発展と組織の拡大・強化、実りある討論を祈念し、ともに闘うことをお誓いしてご挨拶とします。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/09/11