荒瀬隆造氏の「油彩画展」を楽しむ//方丈記800年記念の鴨長明「方丈記」展を下鴨神社で見学。
8日、京都市北区の御池画廊で開催中の荒瀬隆造「油彩画展」(14日まで)を訪問。
丁寧に作品の解説をして頂きました。
光の表現がすばらしく、しかも、毎回見るごとに、「さらにすごくなっているな」と進化(作者に失礼ですが)の手応えを感じました。
今回は、トスカーナやプラハの雄大な作品にも触れ、また、河井寛次郎氏の陶芸作品の描写など、感心することしきりでした。
下鴨神社(賀茂御祖神社)で鴨長明「方丈記」と賀茂御祖神社式年遷宮資料展が開催中です(12月16日まで)。見学してきました。(私のブログでは、古書研究会の夏の行事会場としての下鴨神社は出てきますが)
1212年の有名な「方丈記」の完成から、今年で800年。鴨長明は下鴨神社の神職の次男として生まれ、平安末期からの激動の世を生きました。その長明の世界が身近に感じられる企画でした。
また、スタジオジブリによる「定家と長明」も、故堀田善衛氏の原作をもとにした、アニメ映画のひな形という趣でした。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/10/09