首相と志位委員長との党首会談行われる。//米兵による女性暴行事件とオスプレイ問題で基地の全面的撤去を!尖閣諸島問題で「外交不在」から「外交攻勢」に転ぜよ!
22日、国会内で野田佳彦首相と志位和夫委員長の党首会談が行われました。
民主党側からは、野田氏と輿石東幹事長、日本共産党からは志位氏と市田忠義書記局長が同席しました。
志位委員長は、消費税大増税をはじめ、国政のあらゆる問題で、国民の民意に背き、公約を裏切った責任は重大、不信任に値する。臨時国会では、消費税と経済問題、原発問題、TPP問題、オスプレイと米軍基地、領土紛争など、国政の基本問題について、国民の前で堂々と議論をし、争点を明確にしたうえで、すみやかに衆院を解散し、国民の審判を仰ぐべきだと提起しました。
また田中法相は直ちに罷免すべきだということ、国会では野党がそろって審議する環境づくりを行うのは、政府・与党の責任だという点も指摘しました。
さらに、この間の重要問題として、沖縄での米兵による集団女性暴行事件とオスプレイの配備問題について、「今日採択された沖縄県議会の全会一致の決議――「県民の声を無視し、オスプレイが強行配備されるなかで、またしてもこのような事件が起きたことは県民の我慢の限界をはるかにこえ、県民からは米軍基地の全面撤去を求める声も出始めている」を示し。重く受け止めるべきだと述べました。
また、尖閣問題については、日本の領有は歴史的にも国際法上正当性は明瞭だ。問題は、中国政府に対して、主張していないこと。「領土問題は存在しない」と繰り返してきたことが、主張も反論もできず自縄自縛に陥っている。これを改め、「領土に関する紛争問題」の存在を正面から認め、冷静な外交交渉で、日本の領有を正当性を正面から理をもって説き、問題を解決すべきだ。不当な譲歩の提案ではない。「外交不在」から「外交攻勢」に転ずるべきだと提案しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/10/22