陸前高田市から取り寄せた松を使った工芸展が京都市役所ではじまりました
22日より京都市役所の正面踊り場において、岩手県の陸前高田の松で作成した 仏像などを展示しています(11月5日まで)。
昨年の夏、五山の送り火で陸前高田の松を薪として使用するかどうかで、二転三転し、東日本大震災で被災された方々が、残念な思いをするという結果となりました。
今回、昨年取り寄せた松のうち、放射線が検出されなかった芯材の部分を使って、京都伝統工芸大学校の生徒さんが、被災者への思いを込めて仏像を作成。
私もこの2月、高田松原の流木に、一ノミ入れさせていただきました。
森清範清水寺貫主と、砂原秀遍教王護国寺長者の「絆」、有馬頼底臨済宗相国寺派管長の「千里同風」、宮城泰年聖護院門跡門主の「天にありては星 地にありては花 人にありては愛 これ世にうつくしきものの最たらずや」の揮毫なども展示されています。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/10/24