こくたが駆く

東北と京の「絆」に思いを馳せ、清水寺で第19回「アテルイ・モレの碑」法要が執り行われました。//清水寺の紅葉は?

   DSCN8564 10日、京都市東山区の清水寺で阿弖流為(アテルイ)と母禮(モレ)の法要が、今年も執り行われました。
   今年で19回目です。清水寺は平安時代の武将・坂上田村麻呂公の創建ですが、その坂上公と対峙したのが東北の英雄・阿弖流為と母禮です。

   関西アテルイ・モレの会の松坂定徳会長は、本日の懇談会の席で、「なぜ、この碑が清水寺にあるのか。来年で20回を迎える今年、改めて語りたい」として、「本日ここにお見えのこくたさんと、地元の市会議員の藤本貞子さんと清水寺の福岡精道師を訪ね、碑の建立を願ったのが平成2年(1990年)の2月。大西真興師から内諾を得たのが同年10月でした。そして、平安遷都1200年に当たる平成6年(1994年)の11月6日に碑の除幕を執り行うことができました。それ以来、毎年11月の6日を含む週の土曜日に法要を行っています」と、碑建立と法要の経過の報告を行いました。

 

   DSCN8554 私は、碑の建立で走り回っていた当時を思い出しながら、3・11以来、とりわけ被災地への思いを強くして頂いている森清範貫主はじめ清水寺のみなさんに感謝申し上げました。

   そして、来年早々NHKの大型時代劇で「火怨・北の英雄 アテルイ伝」が放映されること。また、同じくNHKで福島県出身の新島八重さんを主人公にした「八重のさくら」も放映されることを紹介。「東北と京都の絆がますます強くなりますように」と、ご挨拶しました。

   懇親会には、森清範貫主、福岡精道師夫人はじめ清水寺から、また岩手県人会とともに、福島県田村市・三春町から、そして岩手県奥州市長や岩手県大阪事務所、胆江日日新聞社などからたくさんの参加があり、懇談することができました。

   下の写真は清水寺の紅葉の様子です。あと10日ばかりで見頃とのことでした。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2012/11/10

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コメント

連日お疲れ様でございます。京都の紅葉も・・もうすぐみたいですね。京都の紅葉は毎年沢山の方が観にこられますからね・・。今年は紅葉を観にいけますでしょうか?? 「日曜討論」拝見しました。まともな議論をしようとせずに、”特例公債法案”を通すことに躍起になる民主党には呆れました。”復興財源”の流用の問題の反省もないですし・・。そのなかで穀田さんは国民の立場、被災地の立場で発言され、問題を明らかにして国民に真を問うことを強調されていて・・納得しました。民主党は総選挙で「TPP参加」を公約にするようですが・・。自民との違いを出すため??って選挙目当てに、日本の農業も経済も壊してしまうTPPに参加とは、腹立たしい限りです。臨時国会も終盤にきて、解散含みの緊迫した状態が続きますが、国民の声をしっかりと代弁してご活躍ください。

 ドラミさん、メールありがとうございます。
 NHK「日曜討論」では、民主党はもちろん、自民、公明の三党連合が悪政を共同して行っている点を浮かび上がらせることができればと思っていましたが。
 おっしゃる通り、何とか国民の目線から問題に接近したつもりでした。
 何となく、「解散風」が吹き始め加速している感じですね。
 頑張ります。
 今日、京都を歩いた中では、来週ぐらいが見頃ですかな。

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