28日から始まる通常国会を控え、暮らしと平和を守る日本共産党の役割について街頭から訴えました。
26日、京都市東山区の三条京阪駅前と、下京区の阪急四条大宮駅前で、日本共産党京都府委員会としての定例宣伝を行いました。
細野大海・党京都府委員会書記長、原田完京都府会議員、玉本なるみ京都市会議員とともに訴えました。
28日から第183通常国会が始まります。一つの焦点は、「アベノミクス」と一部マスコミでもてはやされている安倍政権の経済政策です。
私は、「『三本の矢』というが、その一つ金融緩和は、20年以上続けてきたが何の効果もなかったこと。二つ目の公共事業の大盤振る舞いは、老朽化対策は当然だが、高速自動車道、港湾の建設など新規の大型公共事業の推進、財源を新たな借金・国民負担増で賄い、結局90年代と同じように国の財政を悪化させることになる。三つ目の成長戦略は、貧困と格差を拡大した小泉政権時代と同じ経団連を中心とした”経済財政諮問会議”を司令塔とするもの」と批判。
さらに、物価をインフレ2%上げるという政府の計画について、「物価が上がり、賃金は引き下げられ、福祉は切り捨てられ、そのうえ消費税が増税される。これが、安倍政権の経済政策の中身だ」と強調しました。
そして、「デフレの原因は、国民の所得が1997年比で下がり続けていること。雇用者報酬は、2011年で88%になっている。これを改善すること、すなわち国民の所得を増やすことが打開のポイント。そのために、まず消費税の増税をストップすること、政治の力で電気・情報産業などの大リストラをやめさせること、最低賃金を上げること、中小企業への抜本的援助を行うこと、大企業の内部留保のほんの一部を、自社の労働者や関連企業、下請け企業へ還流を」と日本共産党の考えを語りました。
風の寒い日でしたが、たくさんのかたが立ち止まって聞いていただきました。本当にありがとうございました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/01/27