「ビートたけしのTVタックル」見てくれはりましたか?//「定例記者会見」、あらためて北朝鮮の核実験強行を糾弾。
今回の番組は、はっきり言ってちょっと異様な感じでしたね。収録の際の報告にも書きましたが、米軍の目から見た基地、軍事的挑発推進の立場での一方的論断など、テレビ局の意図でしょうか?緊張を激化させる発言をことさら煽るような態度のように感じたのは私だけでしょうか。
あのユニークな大竹まことさんが、収録の時でさえ、2~3回しか発言できないし、実際の放映でも本当に少なかったように思いました。
私は、尖閣諸島の問題で「日本領有ははっきりしている。それを外交の中でどうしてきたかが問われる。日本の領土だということを国際的にも、中国に対してもしっかり判らせることが大事だ」と述べました。
日本軍慰安婦問題で、自民党議員が「韓国側の請求権問題は決着済み」とする意見に対して、それは間違っていると述べました。
慰安婦問題は90年代に新しく政治問題化したものであり、日韓請求権協定三条で「双方の意見の違いがあれば話し合う」と定められており、国会において椎名外務大臣がそのように答弁していることも指摘しました。
千島問題では、「ソ連のスターリンが領土不拡大の原則に反してヤルタ秘密協定で不当に領土に編入した経過とサンフランシスコ条約で(千島)を放棄した日本政府の誤りを指摘し、これらの誤りをただす原則論に立ち返った議論をやらなければならない」と主張しました。
欠陥機オスプレイの配備について、私は、沖縄県内すべての41市町村長が政府に提出した「建白書」を示しながら、配備反対が県民の総意であること、飛行訓練では「日米合意すら守っていない」と批判しました。
| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2013/02/13
コメント
穀田恵二様
穀田恵二様におかれましては日々ご健勝のことお喜び申し上げます。
時々メールを送らせてもらっている者です。宜しくお願いいたします。
TVタックル見せていただきましたが、ゲスト呼び過ぎで残念な結果でした。唯一も見せ場は、あの西村真悟「千島奪還に関しては日本共産党と立場を同じくする」と言われたことでしょうかね(笑)。それ以外は詰め込み過ぎでわけわからない放送でした。
あえていうなら尖閣問題のところで、あの中国人ジャーナリスト2人に『中国側の主張は明らかに無理がある。1895年に日本が領有宣言してから1970年代まで75年間何にも言ってこなかった。日清戦争時の下関条約でも尖閣が台湾付属諸島に入っていないことは交渉時の会話記録で確認済み。こんな後だしじゃんけんしておいて、軍事的に現状を変えようと日本を威嚇するなんて言語道断。今の世界では断じて許されない!』とバシッと言い返していただきたかったです。
そうすれば、自主・独立の日本共産党の立場がもっと輝いたのに惜しかった。
ただ、あのややこしい撮影状況では発言自体が難しかったかもしれませんので、次の機会(明日収録?・来週月曜日放映分)に中国軍事的挑発・北朝鮮の核実験の徹底糾弾を期待します。
あと、次の収録ではアベノミクスのことが話題になるでしょう。共産党が連日取り上げておられる企業の内部留保について解説があると思います。期待します。
ただ、同時におそらく経済評論家の上念司さんから「金融緩和の効果」についても述べられるとおもいますので、その際は「意図的に」その発言に乗っかって「莫大な内部留保の活用と同時に、景気への即効性を出すために金融緩和した分が賃金UPに本当に本当に繋げられるなら共産党は反対しないよ」という発言が穀田様からあれば、色々日本共産党の運動に良いことが起こる気がします。
上念さんは超保守的な評論家ですが、以前『全国商工新聞』のインタビューにも出てさったし、インターネット放送で「赤旗にも記事書きたい」と言ってくださってたし、twitter上で志位委員長の消費税増税反対発言も評価されていたので、是非連携していってほしいです。「一点共闘」の実践のためにいろんな人々と組んでいってください。
提案し、行動する日本共産党に期待します。
またまた意味不明な分を書き連ねてすみませんでした。御不快な部分があれば申し訳ありません。
これからも日本共産党と穀田恵二様の活躍に心から期待します。今回もありがとうございました。
投稿者: コナンファン | 2013年02月15日 21:11
コナンファンさん、お久しぶりですね!
つい、見忘れてお返事が遅くなりました。長い激励文ありがとうございます。
いつもよく私の他のテレビでの発言をよくご承知で、尖閣問題は私の言った通りを開陳いただき感謝してます。
本日放映のタックルでも「中国の力による日本の実効支配を脅かす行為は極めて遺憾」と表明したはずなのですがね!カットされたかな?
先週のタックルは、単なる詰め込みではありません。右翼的な色合いを出そうとしていることに腹立たしさを覚えたの声が寄せられるくらいです。
何せあのユニークな大竹さんが、ほとんど発言できなかったほどですから。
念のため、金融緩和という一方で、政府は金融円滑化法の廃止をねらい、中小零細企業への貸し渋り・剥がしの攻勢が行われ始め、「息の根を止めるのか」との怒りを知ることが大切ですね!
投稿者: 恵二 | 2013年02月18日 22:24