定例会見、「TPP安倍首相のごまかし」を批判//28日衆院予算委で、「外交問題」での集中審議実施へ
27日、定例記者会見を行いました。
私は、TPPに関する安倍首相のごまかしを批判し次のように語りました。
「日米首脳会談後に発表されたTPPに関する共同声明で『すべての物品が交渉の対象になる』としている。またTPP交渉参加国が2011年に発表した『TPPの輪郭(アウトライン)』で示された『包括的で高い水準の協定を達成する』ことも確認している。これには『関税及び物品・サービスの貿易及び投資に対するその他の障壁を撤廃する』と明記している。
結局、日米首脳間で、TPP交渉とは、関税も非関税障壁もすべて撤廃することを確認したのであり、例外=聖域がないことを認め合いながら、首相が「聖域なき関税撤廃が前提でないことが明確になった」などというのは、ごまかし以外の何ものでもない。
同日、衆院予算委員会の開催をめぐって、野党国会対策委員長会談、与野党国対委員長会談が開かれました。
野党が求めていた、安倍首相の訪米・日米首脳会談に関する集中審議の実施について議論しました。
国対委員長会談での集中審議を行うことの一致を受けて、衆院予算委員会理事会が開かれ、翌日に「日米首脳会談をめぐる外交問題」での集中審議の実施を決めました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/02/27