安倍首相の対米公約の危険な中身を大いに訴える
2日、京都駅前で、西脇いく子京都府会議員、玉本なるみ京都市会議員とともに、街頭から訴えました。
時折、小雪もちらつく寒さでしたが、たくさんの方が足を止めて聞いていただきました。ありがとうございました。
私は、「国会最大の問題」として、安倍首相が、訪米し、オバマ米大統領に約束した、日本国民にとって危険な中身を語りました。
安倍首相の対米公約とは「TPP(環太平洋連携協定)交渉参加に大きく踏み出す」「沖縄辺野古への新基地建設」「原発の再稼動の推進」、そして「憲法改悪」です。
私は、特ににわかに浮上したTPPへの参加問題について語りました。「そもそも、自民党候補者が、『TPP参加絶対阻止』と主張し、自民党そのものも公約に掲げていた」と指摘。
「国論を二分する大問題のTPPを国会での議論を抜きに首脳会談で約束するなど論外」。その上で、「TPP参加によって日本はどうなるのか?」、「共同声明の第一項に示された『全ての物品が交渉の対象とされる』と『包括的で高い水準の協定を達成していく』と強調していることは何を意味するか?」と問いかけました。
これは関税と非関税障壁の撤廃が原則であることを明記したもの。『聖域なき関税撤廃が前提でない」という安倍首相の発言は国民を欺くものでしかありません。
日本の農業を破壊し、食料自給率の今でも低い39%から13%へいっそうの低下をもたらす。農業だけにとどまらず、食の安全や国民皆保険制度の破壊、建設業界も打撃を受ける。国民生活と地域経済を破壊する。このようなTPP推進は断じて許されません。日本の経済主権、食糧主権を守ろう」と述べました。
そして、「TPP阻止の世論と運動を広げましょう。日本共産党はTPP参加阻止に全力をつくします。参議院選挙での比例5議席の確保と京都選挙区での倉林明子予定候補勝利へ、大きなご支援を」と訴えました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/03/02