こくたが駆く

「関電の農業用電気料金大幅値上げ中止を!」。消費者特委で追及(その2)

二条城1   11日、衆院消費者問題に関する特別委員会で、関西電力による農事用電力の大幅値上げ問題を追及しました。

   私は、関西電力による農事用電力の大幅値上げをやめさせるよう求めました。
   農事用電力は、国土保全や食の安定供給などのために安く設定されています。
   ところが、関西電力は、「特別高圧」の場合、夏季は37・2%、その他の季節は40・1%という大幅な値上げを押しつけようとしています。

   私は、滋賀県土地改良区事業団体連合会が、「滋賀県では農業用水の多くを琵琶湖から電気で揚水をしています。県内の土地改良区の年間の電気料金は5億円にも達し、今回の大幅な値上げに大きな衝撃をうけています」とし、「値上げの抑制」を訴えている要請書を提示しました。
   また、「一つの改良区で年間3000万円、27%の値上げになる。町の基幹産業である農業がつぶれかねない」という、藤澤直広・日野町長の発言を紹介し、「どう対応するのか」とただしました。

   江藤拓農水副大臣は「もっともな点多い。農家は価格転嫁できないし、物材費の高騰は経営を圧迫する。電力会社が経営努力して、すぐに価格転嫁に結びつけることはやめていただきたい」と答弁。

   当然の思いですよね!私は、思わず「画期的な答弁だ」と応じました。

   それに比べ、赤羽一嘉経産副大臣は「農業用電力を(上げ幅を)抑えると、一般家庭用電力を上げなければならないことに直面する」と答弁。情けない“私は、「(農事用を)安くしているのは、国土保全の役割を担っていたからだ」と一般家庭用と対立させる発言を即、批判。
最後に、「現場で起きている事態を掌握し、値上げ申請中の東北電や四国電の査定に反映させるべきだ」と要求しました。

現場の実態を教えていただいたからこそ質問に反映できました。皆さんに感謝です。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2013/04/13

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コメント

連日の奮闘お疲れ様です。最近、穀田さんの質問が何回もあり、衆議院のライブラリーでのチェックが大変(笑い)。胸をすくような質問に、思わず拍手したり、’そうだ’ってさけんでみたり・・。
ドラミは、関西弁大好きですし。13日未明の地震にはびっくりでした。高松でも震度4ぐらいはあったでしょうか??。本当にあの阪神淡路大震災を思い出してしましました。京都のほうは大丈夫でしたか??。こんな活断層がたくさんある日本列島に、原発なんて危険きわまりないです・・ね。国会も大変ですが、国民の声を代弁して頑張ってください。

ドラミさん、メールありがとうございます。
衆院ライブラリー視聴いただき感謝することしきりです。
高松も相当な震度だったのですね。原発などとんでもないですよね。
ご期待に応え頑張りたいと存じます。

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