NHK「日曜討論」。小選挙区制廃止、全国 11ブロック比例代表制度を提案
14日、NHK「日曜討論」に出席し、各党の選挙制度改革の責任者と討論を行いました。視てくれはりましたか?
私は、「高裁は、現行小選挙区制が、投票価値の平等・『一票の格差』をめぐって憲法違反の欠陥を持っていることを断罪した。重く受け止める必要がある」と述べました。
日本共産党は、この制度導入の時から、民意の(正確な)反映を歪めるとして反対した。同時に発足当初から小選挙区の2倍以上の格差を容認していることは、投票価値の平等に反する違憲立法だと批判した。この制度を続けてきた各党の責任が問われる」と強調しました。
選挙制度の改革案について、日本共産党の提案をフリップを用いて説明しました。
民意をゆがめる小選挙区制をやめること。この三回の総選挙で第一党は、得票率が4割台にもかかわらず、7~8割の議席を占める。得票率と獲得議席が大きくかけ離れること。
(議席に反映しない投票)「死票」が53%もの過半数に、「死票」が過半数を超える選挙区は、300小選挙区のうち、188選挙区にもなる。この二つの欠陥があると指摘しました。
これには、他の党も民意を歪める問題、「死票」が多数出るという現行小選挙区制の問題点を指摘せざるを得ませんでした。
日本共産党の提案は、「民意をゆがめる」という小選挙区の最大の弊害を取り除くとともに、一票の格差は1・03程度にとどまり、投票価値の平等という点でも最も合理的な解決をはかることができると主張しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/04/14