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時代遅れの「ダンス規制」の見直しを。衆予算委分科会質問。続報//質問に反応続々

ダンス質問写真   私は、15日の衆院予算委員会分科会で、「文化芸術として尊重されるべきダンスを風俗営業の規制から外すべきだ」と求めました。

   私は、風営法が「ダンス」という文言で、風俗営業の指標としているため、海の家での「キッズダンス」や公民館での社交ダンスまで規制されているなど各地で混乱を招いていることを指摘。
   「規制の対象になるダンスとは何か」とと質問。警察庁の岩瀬充明生活安全局長が、「営業の行われ方いかん」と答えました。        
   私は、「ダンスが問題ではなく、営業の仕方がポイントだ。ダンスを規制する理由にはならないことは明らかだ」と述べました。
   「ダンスが昨年から中学校の必修科目になっており、すべてのダンスを規制する風営法は時代遅れになっている」と主張しました。
   そして、私は、風営法から「ダンス」の文言を削除しても、少年の深夜立入りは禁止されるなど現行法令で対応できると指摘。実際に、京都や大阪で、騒音・風紀対策や暴力一層など、クラブの経営者が近隣住民の理解を得るために努力している取り組みを紹介し、削除を決断すべきだと求めました。

   これらの議論を受けて、下村博文文科相は、「穀田委員の話は説得力がある。国際社会で社交ダンスが踊れないというのは、通用しない。ダンスによってコミュニケーションや地域活性化に資しているところもあり、もっとダンスが文化として広まる国でありたい」とのべました。

   インターネットの「衆議院TV」で私の質問をご覧になった皆さんから感想が続々寄せられました。一部を紹介します。

   「本日の穀田議員の質問、素晴らしかったです。規制すべきは規制すべき、だけれど『ダンス』は理由にならないということを、説得的に述べられたうえ、文科大臣にも『説得的。ダンスが文化として広まるべき』とまで言わせ、とても痛快でした」

   「穀田さんの国会質問中継を、手に汗握り見ておりました!
そして本当に素晴らしい質問をして頂きありがとうございました」

   「文科省、経産省、外務省共催の『ダンスサミットin Japan』のお話や、京都や大阪のクラブの地元との共生の取組みの件、KEEP SMILEなどの取組みなど業界も自助努力をしている件、『ダンス文化推進議員』が本格的に立ち上がろうとしている件、などなどを国会の場で明言して頂いた事、本当に嬉しいです」

   「穀田さんに同調する形で、下村博文 文部科学大臣が『先日の天皇陛下が20年振りにダンスを踊った際に立ち会った』[『ダンスが出来る環境を整えたい』『「ダンスが健全な形で文化として広がる国でありたい』と応じられた事は、本当に嬉しかったです」

   「弊害は個別法規であたるべき事を追求して頂き、更には101国会決議の事も直接ぶつけて頂き、国会という場で、この風営法の問題点を明らかにしてして頂き、本当にありがとうございました!!」

   たくさんの激励や感想をお寄せいただいてありがとうございました。時代遅れのダンス規制の見直しまでがんばります。

 

| コメント (4) | トラックバック (0) | Update: 2013/04/16

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コメント

私はアルゼンチンタンゴの愛好家です。
タンゴは、昔、本場アルゼンチンで禁止され、それがヨーロッパに広まり、逆輸入という形でアルゼンチンに戻り、今は文化となっています。
なぜ、ダンスがいけないのかと、本当に不思議に思います。
どうか、これからもダンスの文化をつぶさないためにも戦ってください。
よろしくお願いいたします。

現行風営法によるダンス規制のおかしさについて、適確にそして正確に質問頂きました。風営法からダンス規制を外す法改正に向けて大きな弾みになりました。ありがとうございます。

 「頑張ってください」さん。メールありがとうございます。
 ますます、ダンスの件について、勉強しなければならないことが増えました。
 ご教示お願いします。ダンスを文化として発展させるためにともに頑張りましょう。
 これからもよろしくお願いします。

 中村和雄さん、激励のメールありがとうございます。
 皆さんが取り組んでこられた運動と理論づけがあってこその質問でした。
 私の方こそ、お礼を申し上げねばなりません。
 これを契機に、国会内外の取り組みを強めようと存じます。
 一層のご援助のほどお願いします。 

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