読売テレビ「ウエークアップ! ぷらす」(生放送)に出演。議論も”自共対決”が鮮明に!
11日午前8時からの「ウエークアップ! ぷらす」(読売テレビ)生放送に出演しました。視てくれはりましたか?本日は、直後に、西陣織工業組合の渡邉隆夫理事長のお祝いの会があり、和服での参加となりました。
夏の参議院選挙まで2カ月あまりとなり、与野党6党での激論となりました。まずは、憲法改正が正面から議論に。改憲のハードルを下げようとする憲法96条の先行改正が議論になり、私は、「憲法9条を変えようとするのが改正の狙いである」ことをまず指摘。「立憲主義は、憲法によって国家権力を縛るという考え方にたっている。時の権力者が多数の力で都合のいいように憲法を変えられないようにしている」と発言。一般の法律と同じようにハードルを下げれば、「憲法が憲法でなくなる」と厳しく批判しました。
私は、アメリカやドイツ、韓国などを例に、日本と同じハードル(3分の2で発議)であることを指摘しました。また、自民党は、こまごまとした憲法改正の理由を述べて、憲法9条の改正から眼をそらせようとしましたので、「9条改正を念頭に」との石破幹事長の発言も示しました。出演のレギュラー陣も、同じ発言を指摘せざるを得ませんでした。自民党の代表の「彼は軍事おたくだから」の発言には、政党を代表する人物の発言かなと驚きました。
さらに自民党の改憲案が、憲法9条2項の「戦力不保持」と「交戦権の否認」を変えようとしていることも議論になりました。私は、「(憲法によって)戦争をしないと宣言した国際公約を破り『戦争する国』になることを内外に明らかにするものだ」と厳しく批判しました。これら含めて自民党対日本共産党のバトルが続き、”自共対決”であることが鮮明になったのではなかったかと思います。
番組の最後に、「夏の参院選挙はどんな選挙になるか」と問われ、フリップに「自共対決選挙」と書きました(写真上)。
フリップの説明として「経済・消費税、TPP、原発、歴史認識、憲法のいずれも自民党の対極にあるのが日本共産党。自共の全面的な対決の選挙にしたい」と端的にコメントしました。
なお、これに先立って、”アベノミクス”の評価についても議論となりました。私は「ユニクロやソフトバンクの(代表者)など富裕層は、儲けているが(資産を増やしている)、庶民の給料は上がっていない、実体経済は冷え込んだままだ」と主張。ここでも安倍政権の「三本の矢」なる経済政策を支持する政党などと、日本共産党の違いが浮き彫りになったのではないでしょうか。
ちなみに、番組内では、電話アンケートが行なわれ、憲法問題や、暮らしの問題で述べ18万人を超える協力があり、「憲法改正」については、「変えない」が一位でした。
出演は、辛坊治郎キャスターと森若佐紀子・坂本萌子アナウンサー、コメンテーターの橋本五郎読売新聞特別編集委員、解説の岩田公雄読売テレビ特別解説委員、リポーターの五十嵐竜馬アナウンサー。政党からは、高市早苗自民党政調会長、桜井充民主党政調会長、松野頼久日本維新の会国会議員団幹事長、北側一雄公明党副代表、江田憲司みんなの党幹事長と私でした。(写真下は、政党からの出席者)
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/05/11