定例記者会見。「維新・橋下訪米中止」は、「国際社会の怒りの深さの表れだ」//生活保護改悪法案の採決強行は許されない!
29日、定例記者会見を行いました。メディアの記者団から「日本維新の会・橋下大阪市長の訪米が中止になったことについての見解を求められました。
私は、「橋下氏の日本慰安婦問題についての発言(「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」)に端を発した、国際社会の怒りの深さの表れだ。友好がはかられるはずがない。当然の帰結だ」と指摘しました。
さらに、「橋下氏は、一連の発言を謝罪・撤回し、大阪市長を辞任すべきだ」と述べ、「ことの根源は、安倍首相の歴史認識がある。根底に侵略戦争を認めないという共通の認識がある。そういう問題の深さを見ないといけない」と強調しました。
衆院厚生労働委員会で、現行の生活保護制度を大改悪する生活保護法の審議が開始され、31日にも採決の構えを見せていることについて、「断じて許せない。改悪反対の国民的運動と連携してストップさせたい」と述べました。
「現行法では、生活保護の申請者が口頭でも意思表示すれば、実施機関が要件を吟味し、保護を開始するかどうか回答する義務がある。
『改正』案は、申請という制度利用の入り口で締め付けを強め、従来から批判が強かった、違法な申請の拒否・いわゆる「水際作戦」を合法化するもので、申請権、人権を踏みにじるものだ。
民・自・公三党合意による社会保障切り捨ての具体化であり断じて許すわけにはいかない。廃案をめざす」と強調しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/05/29