「たかじんのそこまで言って委員会」に出演。視てくれはりましたか ?
28日の午後1時半から読売テレビで、「たかんじんのそこまで言って委員会」が放映されました。ご覧いただけたでしょうか。
出席者は前回報告の通りです。
参院選の結果については、民主・維新について「敗因は?」と議論。これには、私は、あえて口は挟みませんでした。
「日本共産党の勝因は?」に対しては、「自共対決 抜本的対案」とパネルに掲げました。
すかさず、田嶋元参院議員から「その通りです」の声がかかりました。
司会の橋本さんからは、「自民党が保守に右傾化している。真ん中(民主、維新、みんな)がだらしない」と自民党に対抗する共産党の役割に言及があり、私は、政策的な自民党との対決点について、景気、原発、憲法、外交、TPPでの日本共産党の立場と抜本的な対案を改めて語りました。宮崎さんは、「アベノミクスに見捨てられた(と思っている)人がいる。(共産党の)賃上げの主張は明確だった」と発言。また、私は、ネット選挙に対応した日本共産党の「カクサン部」の活動や地域に根を張った日本共産党の支部が主役の活動についても語りました。
選挙報道の問題点について、私は、「報道は争点を国民に問いかけるべきだった」と詳しく語りましたが、私の発言はすべてばっさりカットされていました。まさにここにこそ報道の問題があらわれているのではないでしょうか?。
最後に、「投票率をあげるにはどうするか」について議論になりました。私は、「政党が国民にアピールする自由度の拡大」について、「立候補に300万円もかかる供託金制度」の世界でまれにみる異常性についても語りましたが、カットされました。
また、国民の民意を反映できる選挙制度への改革については、評論家の宮崎さんからも「死に票」問題で賛同の発言がありました。この点で、政党助成金が政党を堕落させている点についても語り、政党助成金の廃止を訴えましたが、これもカットされていました。残念です。
| コメント (10) | トラックバック (0) | Update: 2013/07/28
コメント
久しぶりに書き込みます。
先だって、参院選はおめでとうございます。自分は何もできませんでしたが、躍進に心が踊りました。
番組は職場で拝見しましたが、あの番組らしいやり方でしたね。
穀田さんもお疲れ様でした。
お着物格好良かったです。
話は外れますが、今韓国で行われいるサッカー東アジア杯の日韓戦で横断幕に関するトラブルがあったらしいです。
どうも日本サポーターの掲げた旭日旗が発端らしいのですが。
いちサッカーファンとして、嫌な話を聞いた感じがして情けなくなりました。
もっと大人で国際的なファンでありたいと思った次第です。
穀田さんはどう思われますか?
お体に気をつけて。
失礼しました。
投稿者: 遠藤好浩 | 2013年07月28日 20:33
遠藤好浩さん、お久しぶりです。激励メールありがとうございます。
職場で視聴とは、大変ですね。
収録前も着物が話題になりました。私自身は年に30回は着用しています。宮崎哲弥さんが「こくたさんはしょっちゅう着てるよ」と言ってくれたのですが。
まああの番組は。カットが政治的意図をもってやっているとしか言いようがないですね!
さて、旭日旗のご意見はもっともと思います。明治時代から第二次世界大戦まで「軍旗」として使われたもの。
その旗の下で侵略と植民地化が遂行されたものです。アジア諸国民にとっては許しがたいものと思いが引き起こされますね。
私は、正しくないと考えます。
投稿者: 恵二 | 2013年07月28日 22:38
単純に、投票率が低いと固定票のある政党が強い……という昔からの事でしょう。
都議選の結果も同じ。
総得票数が増えてるわけではない。
今回は、直前の問責決議で重要法案をことごとく廃案にしたなど、野党側の自滅も大きいですけど。
投稿者: えまのん | 2013年07月29日 17:49
お疲れ様です。
29日の小池さんが出演された「TVタックル」視たんですけど・・、選挙終わったとたんに、憲法9条の話になってましたけど、大勝したことで、96条は飛び越えて、9条改正に話がなっていっているんでしょうか??。
だとしたら、暴走しすぎですよね。
投稿者: ドラミ | 2013年07月29日 22:08
はじめまして。鹿児島でJCPを応援しているものです。
穀田さんをはじめとしてJCPの国会論戦は録画してみています。
さて、この番組に穀田さんが出演するという新聞の記事を読み、視聴しました。今回の参院選のJCP躍進にたいして、思ったよりも好意的な評価・コメントが聞けたような感じがしましたが、一部、ヒステリックな発言をされる方がいて本当に残念でした。
しかし、報道の問題と供託金の問題等をカットするというのは、この番組の立場をしっかりと示しているようで、大変興味深いことだと思いました。これからの国会論戦に期待しています。
投稿者: 北平道敏 | 2013年07月29日 23:26
えまのんさん、メール、ご意見ありがとうございます。
念のため、日本共産党は前回参院選挙比で、159万0499票増です。昨年衆院選挙比で146万4896票増です。
また、自民党の得票数は、1846万票は、政権を失い惨敗したと言われた09年の総選挙1881万票に届いていません。
これらを冷厳に見ることが必要です。
さらに重要法案の中に「生活保護」切り捨て法案=水際作戦合法化法案が、自公民の三党で合意していたものが、運動の背景もあって廃案になったことは喜ぶべきことでしょう。
投稿者: 恵二 | 2013年07月30日 00:07
ドラミさん、ありがとうございます。
そうですか?視聴していないもので。
実はこの番組、当初「憲法問題 自共対決」ということで準備されていたものです。それぞれ3名づつ。日本共産党からは、小池晃、笠井亮、こくた恵二の予定だったのですが。木曜日の夜につぶれました。
メディアの「視聴率稼ぎ」というところが根本ではないでしょうか?
投稿者: 恵二 | 2013年07月30日 00:12
北平道敏さん、ありがとうございます。
その通りですね。人の話は最後まで聞かず、天皇制の問題や「日の丸・君が代」ばかり問い詰めようとする。
さらに、「自共対決と言っても議員数が」とか、政策的・政治的対決の様相が浮かび上がっているのであって、情けない話です。
随分、カットする、民報の場合は、スポンサーに係ることなどはその例ですよね。しかしめげずに頑張っていきます。これからもよろしくお願いします。
投稿者: 恵二 | 2013年07月30日 00:26
はじめまして、香川県からメールしました。
この番組は10月6日のお昼に放送でしたので、香川県であった『原発反対運動』から帰ったあと、家で少し視聴させていただきました。
内容的は、一部しかみていないのですが、番組出演者たちが、日本共産党の政策内容など聴かず、『理想論主義者』、『宗教だ』と批判ばかりだったのを見て呆れました。まるで動画でのネット右翼とさほど変わらないやり方をする番組だな、と個人的には思ってしまった程でした。
出演者の一人である、とある女優が言ってましたが、『共産党は理想ばかりしか語らないんですね』と言ったことに対し怒りを感じました。そもそも国民生活などに関し、理想や夢を応援・現実にしていくことこそが『政治家』の役目だろ、と私自身思う場面がありました。
逆に『理想論』と言う都合のいい言葉でやる前から逃げている大人たちの典型だと・・・。
また、さらにいえば、自民党政権の今の政策(原発や経済など)のほうが理想論というより空想論であり、さらに現実の実態を見ないから、尚たちが悪い。それを放送しない番組もいかがなものかと個人的に思ったしだいです。
それと同時に参議院で日本共産党に支持、投票した有権者の方々を前にして、同じようなことが言えるのか?という思いがこの番組を見て様々に思ったしだいです。
(あくまで個人的な思いを書いたものです)
投稿者: 若輩者 | 2013年10月06日 15:28
「若輩者」さん、返信メールが遅くなりました。心のこもった初めてのメール本当にありがとうございます。
残念なことに、私自身は、出演者ですから収録に立ち会いましたが、放映時間は、「オスプレイ来るな」の饗庭野集会に参加しておりましたので視聴できていません。
しかし、概ね後半はバトルになっていました。レギュラーメンバーが、安保・憲法・歴史認識の三項目では、右翼的立場に立っていること、改憲派であることをいみじくもあきらかになったのではないでしょうか。
そのような人々との論議でもキチンと言え、冷静に説得的に話ができるように精進します。これからもよろしくお願いします。
投稿者: 恵二 | 2013年10月08日 21:49