衆院国土交通委員会の委員派遣=視察に参加。海上保安庁の救難訓練を見学。
9月3日から5日の日程で、衆議院国土交通委員会の委員派遣で海上保安庁の業務、空港などの視察に参加しました。
金子恭之委員長をはじめ、12名の委員が参加しました。
中城海上保安部で業務概要の説明を受け、巡視船に乗船し、救難訓練を見学しました。
ヘリコプターによる救助、タグボートによる救助。いずれも溺れているという設定でした。
私は、「国土交通委員会の視察のために救助訓練とは申し訳ありません」と声をかけました。
船長をはじめ、海上保安庁の方々からは「一ヵ月に一度の訓練を行っています。今日のように多くの方々に見ていただいての訓練は、モチベーションもあがり、訓練としては最高です」と言っておられました。
少しほっとしました。
その後、国営沖縄記念公園首里地区復元整備事業の視察。那覇空港自動車道豊見城東道路、那覇空港第二滑走路整備事業などを視察しました。
なお、那覇空港第二滑走路整備事業は、私たちは反対です。
第二滑走路建設の理由は、①観光シーズンのピーク時は希望する便の予約が取れないから、② 滑走路上で航空機トラブルが発生した場合、復旧作業のため閉鎖、③2030年の需要予測が処理容量を超えるとされています。
しかしこれらはいずれも成り立ちません。ピーク時云々は、何も那覇空港に限ったことではありません。どこの空港でも生じえます。滑走路を増設するために多額の税金を投じて貴重な自然海岸を埋め立てることは許されません。
事故について言うならば、もっぱらF15関係で民間飛行機ではありません。さらに発着の容量でいうならば、民間飛行機の発着には十分足りています。
だいたい軍民共有空港の在り方について、防衛省など関係機関と調整した気配はありません。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/09/03