共産党調査団、名護市長との意見交換(詳報)//「ますます元気に闘う」、住民団体と懇談
昨日予告しました。12日、日本共産党沖縄米軍基地・オスプレイ調査団は、午前9時から市役所において、稲嶺進・名護市長と行った意見交換の詳報です。
私は、96年のSACO合意が基地のたらいまわしであると反対してきたことを述べた上で、「私たちは、県民の総意である『普天間基地の無条件撤去』『辺野古への新基地建設反対』の取り組みと連携して共に運動してきた。市長が、『陸にも海にも新たな基地建設は許さない』と言う立場を表明されてきたことは、多くの県民・市民励ましてきた。そして今回、全市民向けのパンフレット(普天間飛行場代替施設建設事業 「米軍基地のこと 辺野古移設のこと」=名護市HPをぜひ参照ください)を発行、配布し、新基地建設のための埋め立てについて、市民の議論をまき起こし、埋め立て申請に関する市長意見提出の前に市民の意見表明を積極的に組織していることは素晴らしいことだ。『住民こそ主人公』という立場であり、民主主義の発露として貴重な試みだ」と激励しました。
市長は、「中身を知らずに『振興策が来る』というだけで、新基地容認という方も多い。市民が中身を知ったうえで、基地に関して一人ひとりの生活に絡んだ意思表示をすることは重いものがある」と応じました。また「防衛局は埋め立て土砂を辺野古ダムから採取する計画で、市の同意は必要ないと言っているようだが、市有地であり、私有地は市が借りているものもあり、財産権、賃借権があります。採取は認められない」とキッパリ発言。
まちづくりとの関係で、名桜大学の公立化による新たな息吹と前進など、議会開会前まで心のこもった意見交換となりました。
「いよいよ天王山を迎えます。ご一緒に頑張りましょう」と、握手を交わしました。
懇談には、日本共産党の具志堅徹市会議員が同席しました。
同じく11時過ぎ、公民館において宜野座村城原大嶺自孝区長、行政区委員の方々と懇談。
オスプレイの住民無視の飛行実態を、アイパッドに写しためた画像とで説明中。「配備反対・抗議の署名は、城原区民251名中軍雇用者を除いて、223名がしている」との報告。
その間際に、「オスプレイが飛んできている」の声に、私と赤嶺議員を除いて、庭に飛び出すハプニングも!
「この美しい海。ジュゴンの海を、米軍の基地になど許せない!」
辺野古の海をバックに、「子どもたちに残したいのは何ですか。」リーフと、海に向かって新基地がどのように建設されるのか、安次富代表から説明を受ける国会議員団。(もう少し、海だけを写真にすれば良かったかも?)
この説明、懇談の最中にも、テント村での学習・見学の大学生が。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/09/13