隣国朝鮮との信(よしみ)について考える、「朝鮮通信使と京都」展が高麗美術館で開催中//第38回浄土宗芸術祭を楽しむ
17日、京都市北区の高麗美術館で開催中の「朝鮮通信使と京都」展(12月23日まで)を訪問しました。
展示会場入り口のロビーで、この企画をされた高麗美術館の片山真理子研究員から、企画の意図などを伺いました。一つひとつの展示は、半年間かけての研究の成果とのこと。じっくり拝見しました。
朝鮮通信使は室町時代から江戸時代にかけて、朝鮮国王の使者である「朝鮮通信使」が日本を訪問。さまざまな足跡を日本に残しています。今回は、歴史の舞台で特に重要な位置づけにあった京都に焦点を当てて、京都での朝鮮通信使の足跡を展示してありました。見応え十分です。
京都市美術館別館では、「第38回浄土宗芸術祭 美術展」が開催されており(17日まで)、毎回楽しく拝見させて頂いています。
同時に、浄土門主・伊藤唯眞猊下の墨跡展、宗立宗門学校生徒の美術展も開催されていました。美術的な水準の高さとともに、なによりも、平和への心を強く感じました。
京都市左京区の京都会館の北側の並木です。来週が見頃のようです。
実はこの京都会館は、周辺の東山の景観とマッチするように設計されていたもの。
京都市は、そのコンセプトを無視し、多くの方々の反対の声に耳を傾けず、新たな会館建設を行っています。
怒りの告発ともども載せました。
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| Update: 2013/11/18
コメント
議員活動お疲れさまです。
2つの展覧会、興味そそられます。東北との距離が悔しい限りです。
ですが、東北の宮城県多賀城市にある東北歴史博物館では、修復された仏像などの被災文化財の企画展が始まりまして、こちらも負けてません。
切り口は違うかもしれませんが、平和を願う想いは同じなのかもしれません。
修学旅行で京都に行った時、景観を大切にした街作りをされていると聞き、スゴいなぁと思っていたのですが、今はエライ事になってるんですね。東北に住んでいますが怒りがこみ上げてきます。
お体お気をつけて。
投稿者: 遠藤好浩 | 2013年11月18日 23:03
お疲れ様です。連日の国土交通委員会での質問視させていただきました。
交通政策基本法の議論は、「へーそういうものか」と、事の経過とか初めて知ったことが多かったです。
さて、京都市内の紅葉は来週あたりですか??先週末に大原に 行きました。あちらは気温が低いので、そろそろ見ごろでしょうか??沢山の観光客でした。今年は夏が暑かったので、色づきが・・って聞きましたがどうでしょうかね。
ドラミは歴史が苦手なんで、宗教も覚えられず・・。みんな同じに思えたり・・。アカンですね。修行が足らないってことですね。寒くなりました。風邪、インフルエンザ気をつけてお過ごしください。
投稿者: ドラミ | 2013年11月19日 09:20
遠藤さんいつも慰労していただきありがとうございます。
おっしゃる通り、平和と被災地の復興を願う心持は同じだと思います。
修学旅行で京都に来られたのは何時ごろですか?
「街づくり」について、そういう形でお聞きなったこと自体が嬉しいですね。京都では、一貫して京都の景観を守ろうという運動が続いています。
「オール与党」の市政の下で、異様な京都駅に見られるように、京都が京都でなくなる事態があちこちで起きています。
もちろん住民運動がダイナミック・かつ地道に展開され、それを押しとどめているのです。これからも頑張ります。
投稿者: 恵二 | 2013年11月19日 22:01
ドラミさん、いつも国会質問を視聴いただきありがとうございます。
国会の放映で視ることができるのでしょうが、自分の質問を視ることは殆どありません。HP上では載せていますがね。
ご指摘の、「交通政策基本法」は、当初「交通基本法」として、移動権を明記したものが民主・社民案で提出されたもので、似て非なるものになってしまいました。修正案の提起、反対討論で明確にしたつもりです。
さて、いまが観光客は一番多いのではないかと思います。
「京都検定」でしたか、私たちだって知らないことがたくさん出る試験なはず。挑戦には感心します。ご成功を!
投稿者: 恵二 | 2013年11月19日 22:28