戦争への道をいま狙う、「秘密保護法案」を廃案へ。京都駅前で訴える
1日、衆院で強行採決を行い、いま参院で審議中の秘密保護法案の廃案へ、京都駅前の八条口で緊急の訴えを行いました。
タクシーで京都駅に到着した観光客のみなさんからも、それぞれ熱烈な激励を受けました。
私は、秘密保護法案が、日本が太平洋戦争に突入した1941年に施行された国防保安法に酷似していることを報告。
あらためて、特定秘密保護法案が、基本的人権、国民主権、平和主義という憲法の基本原理を根本から覆すものであると告発。
政府の恣意的判断で特定秘密が無制限に広がる、重罰で国民を監視し、取り締まる弾圧立法だ、国民の目・耳・口をふさぎ、日本をアメリカと一緒に海外で戦争する国にしようとするものだと厳しく批判しました。
その上で、反対の世論と運動が大きく盛り上がってることを述べました。
懇談した野中広務元官房長官、古賀誠元自民党幹事長が「この国は危うい方向に向かっている」との発言も報告。
宗教紙「中外日報」が報じた、「唱歌『たきび』のラジオ放送が打ち切られた事実を紹介しながら、『国のため』と言えば大真面目でまかり通った暗黒の歴史」との記事を紹介。
「サザンカ サザンカ 咲いた道 たき火だ たき火だ 落ち葉焚き」の歌が、「たき火は敵機の攻撃目標になる」との警告で禁じられた。
同紙は、社説で「暗い時代の記憶を蘇らせる秘密保護法案」と批判。京都の多くの宗教人をはじめ全国3000人を超える宗教者が声を上げています。
演劇人も、報道関係者、しんぶん赤旗日曜版には、藤原紀香さん、菅原文太さんも反対の声を寄せています。
「戦争への道をいま狙う秘密保護法案を廃案に」、会期末12月6日までの期間、全力で頑張りますと訴えました。
また、タクシー労働者のみなさんに、国土交通委員会でのタクシーの規制緩和をめぐる最新の国会報告を行うこともできました。
私の演説の後を受けて、京建労の宣伝カーも到着。ひきつづき、「秘密保護法案の廃案を」と訴えて頂きました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/12/01